バッカニアーズがLBラボンテ・デービッドと1年15億円の契約に合意
2025年03月08日(土) 18:04
ラボンテ・デービッドはタンパに残る。
35歳のラインバッカー(LB)が900万ドル(約13億3,214万円)の保証金を含む1年1,000万ドル(約14億8,015万円)の契約でバッカニアーズに戻ってくる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
程なくしてチームから契約に合意したとの発表があった。
デービッドはこれまでキャリアのすべてをバッカニアーズで過ごしており、いずれはリング・オブ・オナーに名を連ねるであろうフランチャイズのレジェンドと考えられている。198試合でプレーして、タックル1,602回、サック39回、ファンブルフォース31回、インターセプト13回を記録し、この13年間にわたって多くの変更を経てきたチームで道しるべの役割を果たしてきた。
タックル通算1,602回というのは2012年以降のNFLで2番目に多い記録で、これを上回るのは栄誉の殿堂入り間違いなしのミドルラインバッカー(MLB)ボビー・ワグナー(1,838回)しかいない。デービッドもまた、いつか殿堂内でスペースを占めるエリートラインバッカーたちと肩を並べ、その仲間入りを果たすかもしれない。
確実なタックラーで信頼できるリーダーのデービッドは、これまでの13シーズンで2回を除いて14試合以上に出場してきた。しかし2024年はあまり良い年ではなく、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』の守備グレードで2016年以来のワースト、カバレッジグレードでキャリア最低の数字を残してしまったが、これだけのNFL歴を持つ彼ならば、自身が唯一知っているチームにもう1年残るというのは最もうなずける結果だった。14年目の戦いでデービッドは、バッカニアーズがワイルドカードのその先へと進む一助となることを願っているはずだ。
「ゲームへの愛が強すぎて、まだ諦めることはできない! 主が新たな機会を与えてくださったので、それをつかむべきだと考えたんだ! タンパ、俺はまだ終わっちゃいないぜ! 近いうちに会おう!🫡🫶🏾」
【M】