WRマイケル・ガラップが復帰の意向、2025年にプレーするチームを探す
2025年03月08日(土) 19:29
マイケル・ガラップが2025年に復帰を考えている。
昨オフシーズンに突然引退した29歳のワイドレシーバー(WR)が復帰の意向を示していると現地7日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えた。
ダラス・カウボーイズでキャリアをスタートしたガラップは2019年にブレークを果たし、66回のキャッチでキャリアベストの1,107ヤード、タッチダウン6回を決めた。続いて2020年シーズンも16試合に出場し、59回のキャッチで843ヤード、タッチダウン5回を記録した。
2021年シーズンはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)のケガで終了してしまい、2022年も限定的な活躍のみ、2023年はさらにデプスチャートで下がってしまったが、それでも34回のキャッチで418ヤード、タッチダウン2回を残していた。2シーズンの経過観察を経て、彼はかつての調子をもう取り戻せないかもしれないと感じたカウボーイズはガラップをフリーエージェントとして放出。ガラップはレイダースと1年契約を結んだが、約3カ月後に28歳で引退を発表した。
ベストな状態のガラップは一貫したプレーメーカーであり、膝のケガで未来を狂わされるまではWRシーディー・ラムといいコンビネーションを見せていた。今、完全回復するまで休養を取ったガラップは、NFLに新たな居場所を見つけ、またパスを受けられるようになることを願っている。これまでも、これからも忙しい動きを見せるレシーバー市場にあってガラップがそこを突破し、チームを見つけて再度チャンスを得られるかどうか、見守ろう。
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