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ライオンズがベテランCBのD.J.リードとの契約に合意

2025年03月11日(火) 13:58


ニューヨーク・ジェッツのD.J.リード【AP Photo/Doug Murray】

デトロイト・ライオンズがカールトン・デイビスの後任として、ベテランコーナーバック(CB)と契約した。

ライオンズはフリーエージェント契約で、D.J.リードと合意に至っている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

リードはライオンズの新守備コーディネーター(DC)であるケルビン・シェパードにとって、素晴らしい補強選手だ。28歳のリードはサンフランシスコ・49ersで2年、シアトル・シーホークスで2年を過ごした後、過去3シーズンをニューヨーク・ジェッツで送っている。

典型的なナンバー2コーナーであり、高い確率でターゲットになることに耐えうるリードは、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、2020年以降、プライマリーカバレージで相手に許したパサーレーティングが最も低い(79.8)選手だ。また、ランを止めに入ることにも恐れを抱かず、それはまさに、ライオンズがすべてのコーナーに求めていることでもある。

ビッグプレーを許すことがほとんどないリードは、もみ合いの中でのパスを強要すると同時に、確実なタックラーでもある。リードは2020年以降でタックル350回以上、パスディフェンス40回以上を数える、たった2人のコーナーバックの1人だ(リード:タックル360回、パスディフェンス49回、ケニー・ムーア二世:タックル418回、パスディフェンス43回)。

ベテラン選手であるリードは、2年目のスターターであるテリオン・アーノルドや、2024年ドラフト指名選手であるエニス・ラックストローJr.、ニッケルバックのアミク・ロバートソンとうまくやっていくだろう。今回の補強によって、ブライアン・ブランチがセーフティ寄りの役割に戻ることも可能になる。昨シーズンに負傷者が相次ぐまで、ブランチはセーフティとして先発していた。

リードを加入させたことで、ライオンズのセカンダリーは充実した状態を保つことができる。シェパードDCの守備陣におけるカギは、フロントラインのビッグネームであるエイダン・ハッチンソンやアリム・マクニールが負傷から戻ってくることであり、パスラッシュには少なくとももう1人をつけくわえる必要がある。

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