チャージャーズが元スティーラーズRBナジー・ハリスと1年契約
2025年03月11日(火) 15:11
ロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)陣に新たな主力選手が加わろうとしている。
チャージャーズが元ピッツバーグ・スティーラーズのRBナージー・ハリスと1年最大925万ドルの契約を結ぶ見込みだと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが現地10日(月)に報じた。
昨シーズンのリーディングラッシャーだったJ.K.ドビンスが間もなくフリーエージェントになり、ガス・エドワーズがリリースされた今、チャージャーズはキャリア開始から4年連続で1,000ヤード越えシーズンを送ったハリスを新たなリードバックとして迎えている。
スティーラーズからドラフト1巡目で指名を受け、ルーキーだった2021年にプロボウラーに選ばれたハリスは、この競技において最も頑健なバックスの1人だった。リーグに入ってから68試合連続で先発出場しており、2021年以降で61試合に先発出場した唯一のランニングバックとなっている。同じ期間で、ハリスはリーグハイのタッチ1,277回をマークした。
全体的なスタッツが優れていたにもかかわらず、ピッツバーグで過ごした時間を通じて、ハリスが順調にプレーしていたわけではない。キャリー平均ヤードは3.9ヤードにとどまり、ランニングメイトのジェイレン・ウォーレンにもっと機会を与えるべきとの声もあった。しかし、チャージャーズの攻撃コーディネーター(OC)であるグレッグ・ローマンのシステムや、ヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボ―のアプローチならば、うまく当てはまる可能性がある。
ハリスは4,312ラッシングヤードをマークし、新人時代にはキャリアハイのキャッチ74回もマークしている。とは言え、年を経るにつれ、パスゲームでの起用は減っていった。
チャージャーズは新たな主力選手を手に入れた。一方のハリスも、2025年に多くのボールが得られることが確実な環境で、フレッシュなスタートを切る。
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