カーディナルスがQBマレーのバックアップとしてQBブリセットと契約へ
2025年03月12日(水) 08:14
カイラー・マレーの新たなバックアップが決まった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、アリゾナ・カーディナルスがクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットと契約する見込みとのことで、カーディナルスにはマレーの控えとして経験豊富な選手が加わることになる。
32歳のブリセットは昨シーズンにニューイングランド・ペイトリオッツで出場した8試合のうち5試合で先発を務め、パス成功率59.0%、826ヤード、タッチダウン2回、インターセプト1回を記録した後、ドレイク・メイに先発の座を譲った。ブリセットはペイトリオッツ、インディアナポリス・コルツ、マイアミ・ドルフィンズ、クリーブランド・ブラウンズ、ワシントン・コマンダースで通算87試合に出場(うち53試合に先発出場)し、1万1,400パスヤード、タッチダウンパス53回、インターセプト24回、977ランヤード、タッチダウンラン15回を記録している。
カーディナルスの攻撃コーディネーター(OC)ドリュー・ペツィングは2022年にブラウンズでブリセットのQBコーチを務めていた。ブリセットはその年にブラウンズの一員として11試合に先発出場している。
マレーは昨シーズンに全17試合に先発したものの、2023年シーズンは2022年シーズン後半に見舞われたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の断裂によって8試合の出場にとどまった。マレーを欠いたカーディナルスは苦戦を強いられ、ジョシュア・ドブスやクレイトン・チューンが代わりに先発を務めた試合で1勝8敗という成績に終わった。
【RA】