ビルズとSハムリンが1年契約に合意
2025年03月13日(木) 11:17
セーフティ(S)ダマー・ハムリンはどこにも行かない。
現地12日(水)、バッファロー・ビルズがハムリンと1年の契約延長に合意したと発表。これにより、ハムリンは引き続きビルズで驚異的なNFLキャリアを歩んでいくことになる。
26歳のハムリンは、2023年1月2日に行われたシンシナティ・ベンガルズ戦で心停止を起こしてから、3年目のシーズンを迎える。
2024年シーズンにプロとして最も大きな実績を上げたハムリンは、14試合に先発してキャリアハイとなる5回のパスブレークアップ、キャリア初となる2回のインターセプトに加え、89回のタックルを記録した。
2021年ドラフトの6巡目でビルズに指名されたハムリンは、これまでに48試合に出場して27試合で先発を務め、184回のタックルをマークしている。
ハムリンは2年目のシーズンに先発を務めるようになったが、シンシナティで行われたシーズン第17週の試合中に悲劇に襲われた。
ハムリンはプレー中にベンガルズのワイドレシーバー(WR)ティー・ヒギンズと衝突。その衝撃で心臓振とうを起こし、心停止に陥った。フィールドに横たわったままCPR(心肺機能蘇生)を受けた後、シンシナティ大学医療センターに搬送されたハムリンは、重体だったことから1週間以上にわたって入院し、2023年1月11日に退院した。
2023年シーズンはビルズのディフェンシブバック(DB)陣が充実していたため、ハムリンの出場数は5試合にとどまっている。
しかし、2024年シーズンは状況が異なり、ハムリンは先発を務め、ビルズの5年連続となるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区制覇に貢献した。
ビルズが6年連続の地区優勝と、なかなか手にすることのできないスーパーボウル制覇を狙う中、ハムリンはチームに戻ってくる。
【RA】