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ブレット・ファーブがQBロジャースにバイキングス加入を推奨、「勝つのに適した場所」

2025年03月13日(木) 12:08


ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース【Kara Durrette via AP】

アーロン・ロジャースがミネソタ・バイキングスでキャリアを終えることで、ブレット・ファーブが歩んだ道のりを辿り続ける可能性はあるのだろうか。

殿堂入りを果たした元クオーターバック(QB)のファーブはグリーンベイ・パッカーズに16年間在籍し、ニューヨーク・ジェッツで短期間を過ごした後、バイキングスでキャリアを終えた。一方、ファーブのバックアップを務めた3年間を含む18年間をパッカーズで過ごしたロジャースは、直近の2年間でジェッツに所属している。バイキングスはロジャースがキャリアを続けるための選択肢の1つとなっており、他にはピッツバーグ・スティーラーズやニューヨーク・ジャイアンツが候補に挙がっている。

『Fox News(フォックス・ニュース)』の“The Will Cain Show(ザ・ウィル・ケイン・ショー)”でのインタビューで、ファーブはバイキングスとの関係を推奨した。

ファーブは「ぜひとも彼らと契約すべきだ。彼らは本当に良いチームを持っているし、ほぼすべてのポジションに優れた選手がそろっている」と語り、こう続けている。

「去年はプレーオフに進出したし、パッカーズと同じように素晴らしいファンベースもある。チャンスがあるなら、そこは勝つのに適した場所だ。もちろん、そうなればパッカーズと対戦しなきゃいけないけどね」

バイキングスで過ごした後にパッカーズとバイキングスのライバル関係をより深く理解したと明かしたファーブはこうコメントしている。

「最高な形の愛憎関係だ。それがこのライバル関係を素晴らしいものにしている。両方の立場を経験したことで、両方の側面をより一層理解できるようになった。もし彼にチャンスがあるなら、やってみるべきだ」

ロジャースが先発を務める可能性は、スティーラーズとジャイアンツに所属した場合の方が高いだろう。J.J.マッカーシーがケガから回復し、先発の座を引き継ぐ準備を整えていることを踏まえると、41歳のロジャースが先発を任されるのは確実ではない。しかし、最も優れたオフェンスを提供できるのはバイキングスだろう。ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルのスキームは非常に効果的で、チームにはフットボール界で最も高額な報酬を誇るワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンもいる。また、今オフシーズンにはオフェンシブラインも強化された。もしロジャースがマッカーシーを押しのけて先発になるチャンスがあると感じれば、バイキングスは魅力的な選択肢となるはずだ。

【RA】