DEローレンスを失ったカウボーイズがダンテ・ファウラーと1年契約
2025年03月15日(土) 18:26
ダンテ・ファウラーのNFLでの旅は、彼をなじみ深い場所へと引き戻した――ダラスだ。
ファウラーが1年800万ドル(約11億8,916万円)の契約でカウボーイズに戻ってくる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロとトム・ペリセロが現地14日(金)に伝えた。
2025年ドラフト1巡目指名のファウラーはこれまで9シーズンをNFLで過ごし、その間に5つのチームでプレーした。最近では昨年のワシントン・コマンダースで極めてコスパの高いエッジラッシャーであることを証明している。ファウラーの契約金は『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると500万ドル(約7億4,322万円)以下だったとされ、10.5回のサックを決めてそれ以上の働きを見せたファウラーはオープン市場で昇給を手にできるだろうと考えられていた。
その相手がカウボーイズだったというわけだ。彼らは喜んで800万ドルの契約を提示している。ファウラーは、マット・エバーフラスが指導するカウボーイズのディフェンスで、フリーエージェントとしてシアトル・シーホークスと契約したディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスの後任となることが期待されている。
2022年と2023年にファウラーは、当時の守備コーディネーター(DC)ダン・クインの下、カウボーイズでプレーしていた。その2シーズンに合計10回のサックを決めたファウラーは、クインを追ってワシントンに行く。そして、そこで素晴らしい活躍を見せたことによって、再びリーグ内のジェネラルマネジャー(GM)たちのレーダーに捉えられるようになった。
カウボーイズは2024年の大部分を負傷したローレンスなしでプレーしており、長年在籍した彼のいないチーム構想を早くから描いていた。ファウラーが2024年にダラスで見せた成功をそのまま継続し、オールプロ選出のラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズを筆頭とするラッシュグループの一員として活躍することをチームは願っているはずだ。
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