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ベアーズとCBゴードンが3年57億円の契約延長に合意

2025年04月14日(月) 11:13


シカゴ・ベアーズのカイラー・ゴードン【AP Photo/Nam Y. Huh】

現地13日(日)、シカゴ・ベアーズのコーナーバック(CB)カイラー・ゴードンが3年の契約延長に合意し、新たに4,000万ドル(約57億0,736万円)を受け取り、3,125万6,000ドル(約44億5,911万円)が保証されることになったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

この契約によって年平均1,333万ドル(約19億0,198万円)を受け取る25歳のゴードンは、リーグで最も高額な報酬を誇るスロットコーナーバックになるとラポポートはつけ加えている。

ゴードンはベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズが就任後に最初に指名した選手であり、2022年NFLドラフトの全体39位で指名された。ワシントン大学出身のゴードンはすぐに先発の座をつかみ、ルーキーシーズンに14試合に先発出場して3回のインターセプトを記録。2年目のシーズンは序盤に手を骨折したにもかかわらず、7試合で先発を務めた。

2024年シーズンに15試合に出場(うち13試合に先発出場)したゴードンは、タックル(75回)とファンブルリカバリー(3回)でキャリアハイを更新。5回のパスディフェンスと1回のフォースドファンブルも記録した。そうした活躍により、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』による総合評価で76.0をマークし、全コーナーバックの中で20位につけた。

ゴードンは2025年に新人契約の最終年を迎えることになっていたが、ポールズGMは長期契約で若きディフェンダーを確保することにしている。

2025年シーズンに向けてヘッドコーチ(HC)ベン・ジョンソンや守備コーディネーター(DC)デニス・アレンを新たに採用したベアーズは、変化の年を迎えようとしている。アレンはまだ若手のゴードンにとってキャリアで3人目の守備コーディネーターだ。しかし、変わらないものもある。それは、ディフェンスの核となるコーナーバック陣だ。ベアーズは昨オフシーズンにジェイロン・ジョンソンの契約を延長しており、タイリーク・スティーブンソンも戻ってくる予定だ。昨シーズンにジョンソンは17試合、スティーブンソンは14試合に先発出場している。

数週間後に実施されるドラフトで他のポジションの問題を解決する必要がある中で、ベアーズは昨シーズンと同じコーナーバックに先発を任せる可能性があり、そのうちの1人が契約延長を実現させた。

【RA】