チャージャーズは2025年NFLドラフトで「ベストな選手」を狙える位置にいるとホーティズGM
2025年04月19日(土) 17:28
ロサンゼルス・チャージャーズはフリーエージェンシーで精力的に働き、ロースター上の多くの隙間を埋めた。
このオフシーズンに彼らはアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックを呼び戻し、ワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスを復帰させるなど、21人の選手と契約を交わした。
それによってチャージャーズのジェネラルマネジャー(GM)ジョー・ホーティズとヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーは、来週の2025年NFLドラフトでフレキシブルに動けるようになった。
チーム公式サイトによると、現地17日(木)のドラフト前の記者会見でホーティズHCは「臨機応変に動くつもりだ」と語ったという。「プレッシャーは感じない。“ああ、この選手を取らなくては、このポジションが必要だ”といったものは感じないんだ」
「そう思わずに済むのは、われわれがフリーエージェンシーで努力してロースターを強化し、しっかり完成させたからだ。それがゴールなのだと思う。“言葉通り、臨機応変に動ける。ベストな選手を選べる”と言える状態でドラフトに臨むことがね」
良いクラブというのはフリーエージェンシーで層を強化し、ドラフトで制限されるのを防ぐものだ。ジャスティン・ハーバートのようなフランチャイズクオーターバック(QB)が契約下にあれば、そのプロセスはさらに容易になる。チャージャーズが加えた選手には、ガード(G)マカイ・ベクトン、ウィリアムス、ランニングバック(RB)ナージー・ハリス、タイトエンド(TE)タイラー・コンクリン、コーナーバック(CB)ドンテ・ジャクソン他が含まれている。
どのチームもそうだが、チャージャーズにもまだ足りない部分は残されており、そこにはダイナミックなパスキャッチができるタイトエンド、レシーバーのデプス、ディフェンシブラインなどが含まれるが、ホーティズはドラフトで無理にそれを埋める必要はない。
長いシーズンの消耗を考えると、特定のポジションのデプスを強化することがマイナスになることは絶対にないとホーティズGMは述べた。
「“大して必要でもない選手を取ったね”と言われるかもしれない。でも2週間後にはその選手が必要になるかもしれないんだ」と彼は付け加えた。「手に入れられるベストな選手を選ぶだけ。その選手は5年かそれ以上ここにいて、われわれを試合で勝たせてくれるようになる」
1年目のホーティズとハーボーの下で11勝6敗という成績を残したチャージャーズは、2025年に次のステップを踏み出したいと考えている。
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