レイブンズでの将来に関する憶測が飛び交う中、「俺はレイブンだ」とTEアンドリュース
2025年04月23日(水) 10:45
ボルティモア・レイブンズのタイトエンド(TE)マーク・アンドリュースは自身のトレードに関するうわさを耳にしているが、自分でコントロールできることだけに集中している。
『ESPN』によると、アンドリュースは「結局のところ、(ジェネラルマネジャー/GMエリック・デコスタが)完璧に話してくれたと思う。素晴らしい選手を確保するのが彼の仕事だし、結局のところ、それはビジネスだ。何が起きても驚いてはいけないけど、俺はレイブンだ」と語ったという。
デコスタGMは先週、有能な選手を手放すつもりはないと述べた一方で、「何が起こるかは分からない」と強調した。
29歳のアンドリュースは依然としてレイブンズ攻撃陣の重要な戦力であり、2024年シーズンにはレシーブヤード(673ヤード)でチーム内3位につけ、11回のタッチダウンを記録した。
2018年ドラフトの3巡目でレイブンズに指名されたアンドリュースは、2025年にサラリーキャップに対して1,690万ドル(約24億0,153万円)を数える見込みだ。しかし、保証金が残っていないため、レイブンズはアンドリュースをトレードまたはカットすることで、1,100万ドル(約15億6,313万円)のキャップスペースを確保できる。キャップを調整するための放出は通常、オフシーズンのこの時期にはすでに行われているものだが、別のチームからトレードのオファーが来る可能性もある。
アンドリュースは「レイブンズとの関係がものすごく強いことは分かっているし、(デコスタGMや)レイブンズのみんなを信頼している」とコメント。
「俺から言えることは特にない。俺にとっては、このオフシーズンにただひたすら努力して、人生で最高のコンディションを目指し、人生で最高のシーズンを送ってスーパーボウルで勝つことが大事だ」
レイブンズがアンドリュースを放出するといううわさが広まったのは、アンドリュースがバッファロー・ビルズに敗れたディビジョナルラウンドで同点につながるはずだった2ポイントコンバージョンに失敗した後だった。アンドリュースはミスをした後に報道陣に対応しなかったが、後日、ソーシャルメディアでそのプレーに言及している。
アンドリュースは今週、ボールを落とす前のプレーで、タッチダウンキャッチを決めたチームメイトのTEアイザイア・ライクリーとぶつかり、雪の積もった芝生に倒れて手袋が濡れてしまったと報道陣に明かしている。そして、手袋を外すべきだったのか、そのままにしておくべきだったのかは分からないが、「それでもボールをキャッチすべきだった」と語った。
「それがスポーツだ。いろんなことが起きる」とアンドリュースは話している。
「自分がどんな選手か、何ができるかは分かっているし、受け入れるしかない。きつかったし、最高のゲームではなかった。挽回する機会を楽しみにしている」
問題は、アンドリュースがその挽回する機会をボルティモアで得られるかどうかだ。
【RA】