ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）が2025年にグローバル・マーケット・プログラム（GMP）をさらに拡大し、新たに3チームが参加することになったと発表。バッファロー・ビルズ、シンシナティ・ベンガルズ、テネシー・タイタンズが加わることで、全32チームが21の国際市場で展開されるプログラムに正式に参加することになった。NFLは今後もグローバルな成長を最優先課題とし、世界各地でより多くのファンとつながっていく方針だ。

2022年に始まったグローバル・マーケット・プログラムは、NFLチームに国際的なマーケティング権を与え、ファンエンゲージメント、イベント、商業的な機会、NFLフラッグの発展を通じて、アメリカ国外でのブランド認知度およびファンの拡大を実現することを目的としている。

NFLクラブ事業および大規模イベントならびに国際部門の副社長を務めるピーター・オライリーは「2025年に全32クラブがグローバル・マーケット・プログラムに参加することを大変うれしく思っている」と述べ、「リーグ全体でクラブがプログラムに参加することは、NFLと各チームが共有するグローバルな成長への投資という戦略的優先事項を明確に示している。私たちは世界中で強い勢いを感じており、共に海外のファンをこのスポーツにさらに近づけていくことを楽しみにしている」と続けた。

2025年のグローバル・マーケット・プログラムに関する最新の更新内容は以下の通りだ。

新たに参加する3チーム*
バッファロー・ビルズ：カナダでのマーケティング権を取得
シンシナティ・ベンガルズ：カナダでのマーケティング権を取得
テネシー・タイタンズ：アイルランドでのマーケティング権を取得

NFLの各チームは毎春、国際委員会に提案書を提出することで、国際市場におけるマーケティング権の取得を申請できる。チームはこのプログラムを通じて5年間の権利を与えられ、その期間中は自国市場で実施可能な活動と同様の取り組みを、権利を取得した国際市場でも展開することが可能だ。

グローバル・マーケット・プログラムの詳細についてはこちら（リンク先は英語）で確認できる。

2025年NFLグローバル・マーケット・プログラム（チーム別）
＊印は2025年に新たに追加されたプログラム

【RA】