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殿堂入りDBチャールズ・ウッドソンがブラウンズの共同オーナーに就任

2025年05月21日(水) 10:52


チャールズ・ウッドソン【AP Photo/Rick Scuteri, File】

NFLを代表するディフェンシブバック(DB)でオハイオ州出身のチャールズ・ウッドソンが、リミテッドパートナーとしてクリーブランド・ブラウンズのオーナーグループに加わったと、チームが現地20日(火)に発表した。

経営権を持たない少数株主としてのウッドソンの出資は、ミネソタ州イーガンで開催されたNFLの春季リーグミーティングで承認された。筆頭オーナーはジミー・ハスラムとディー・ハスラムが務めている。

ハスラム夫妻は声明で次のように述べた。

「チャールズはフィールド上で輝かしい功績を残し、カレッジフットボールとNFLの歴史において偉大な選手のひとりとしてその名を刻んできた。さらに、フィールド外で続けてきた取り組みや起業家としての精神を通じて、われわれの組織にとって理想的な存在であることを証明してくれた」

ウッドソンは1997年にミシガン大学の選手としてハイズマントロフィーを受賞し、NFLではラスベガス・レイダースとグリーンベイ・パッカーズで18年間プレーした。2021年にはプロフットボール殿堂入りを果たしている。現在は『Fox Sports(FOXスポーツ)』のNFLアナリストとして活動しながら、フロリダ州オーランドを拠点に生活。息子が所属する高校フットボールチームでアシスタントコーチを務める一方、ワインやスピリッツの事業にも携わっている。

オハイオ州フリーモントで育ったウッドソンは、NFLでプレーすることが夢だったと語りつつ、チームのオーナーになる日が来るとは思ってもみなかったと話している。

「この1年を通してブラウンズの経営陣と関係を築くことができ、このチームの明るい未来の一部になれること、そして組織全体やNFLに貢献できる立場になれたことに、とても興奮している」とウッドソンは語った。

【R】