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ドラフト全体1位指名のタイタンズQBウォードが新人契約にサイン

2025年05月22日(木) 10:56


テネシー・タイタンズから全体1位でドラフト指名を受けたマイアミ大学のキャメロン・ウォード【AP Photo/Jeff Roberson】

2025年NFLドラフトで全体1位指名を受けた選手が正式に契約を締結した。

現地21日(水)、テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)キャメロン・ウォードが4年の新人契約にサイン。ウォードは2025年ドラフトの上位5人の中で最初に契約を交わした選手となった。

他のドラフト1巡目指名選手と同様に、ウォードの契約にも5年目オプションがついている。

マイアミ大学出身のウォードはプロ1年目を迎えるにあたり、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンのオフェンスを習得し、先発の座を獲得することを目指している。

ウォードはタイタンズの先発クオーターバックになると見られているが、正式な発表はまだ行われていない。1年目のジェネラルマネジャー(GM)マイク・ボルゴンジはドラフト後の記者会見で、チームとして競争を重視していることを強調しており、キャラハンHCもウォードとウィル・レビスが練習機会を分け合うことになると述べていた。

マイアミ大学での1年で驚異的な活躍を見せたウォードは、4,313パスヤード、パス成功率67.2%、アテンプト平均9.5ヤード、パサーレーティング172.2をマーク。タッチダウンパス数(39回)では全米トップに立った。

ウォードは、2015年にマーカス・マリオタがドラフト全体2位で指名されて以来、タイタンズが1巡目で指名した最初のクオーターバックとなった。

昨季を3勝14敗で終え、3年連続で負け越しているタイタンズの立て直しを担うことを目指すウォードは、これでフィールド上の取り組みに専念できるようになった。

【RA】