パッカーズWRリードがコマンダース戦で鎖骨骨折、6週間から8週間離脱の見込み
2025年09月13日(土) 08:54
今シーズンの好調なスタートを維持しようとしているグリーンベイ・パッカーズは、ワイドレシーバー(WR)ジェイデン・リードを欠いた状態でそれを目指すことを余儀なくされている。
リードは現地11日(木)にパッカーズが27対18で勝利したワシントン・コマンダース戦の第1クオーターで鎖骨を骨折。ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは試合後にリードが“長期間”離脱する見込みだと発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、復帰には6週間から8週間かかり、11月中の復帰が期待されているという。リードは来週序盤、おそらく火曜日に骨折した鎖骨の手術を受ける見込みだとラポポートはつけ加えている。
リードは第1クオーター残り11分強の時点で39ヤードのタッチダウンパスをキャッチしたが、その際にコマンダースのセーフティ(S)クアン・マーティンの体重がかかった状態で右側を強く地面に打ちつけてしまった。さらに追い打ちをかけるように、そのプレーは反則で無効となっている。
明らかに痛みを感じている様子のリードはロッカールームへ向かい、その後に試合から除外された。
公式記録上、リードは木曜日の試合で何も記録していないことになっているが、シーズン第1週に臨んだデトロイト・ライオンズ戦ではキャッチ3回、45ヤード、タッチダウン1回を記録している。
25歳のリードの離脱は、それ自体が大きな痛手だが、パッカーズWR陣の負傷問題を深刻化させることにもつながった。パッカーズはすでに、昨シーズン第18週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したクリスチャン・ワトソンも欠いている。
木曜日の試合ではリード不在の中、タイトエンド(TE)タッカー・クラフトがチームの主力パスキャッチャーとしてキャッチ6回、124ヤード、タッチダウン1回を記録。ワイドレシーバーとしてチームトップの成績を収めたのは、キャッチ4回、44ヤードをマークしたドンタイヴィオン・ウィックスだ。一方、ドラフト1巡目指名を受けた新人WRマシュー・ゴールデンは2回のターゲットに対してキャッチなしだった。
開幕から2連勝中のパッカーズだが、少なくとも今後6週間はリードを欠くことになる。
【RA】