セインツからのトレード後、シーホークスに“長期的に”在籍する意向のWRシャヒード
2025年11月07日(金) 15:34
ワイドレシーバー(WR)ラシッド・シャヒードはまだシアトル・シーホークスで一度もプレーしていないが、すでに長期的にチームにとどまることを見据えている。
『FOX13 Seattle(FOX13シアトル)』によると、シャヒードは現地5日(水)に「俺はここにとどまるつもりだ。シーズン終了後に何か方法を模索する」と語ったという。
シャヒードはシーズン終了後に無制限フリーエージェント(UFA)となるが、火曜日にニューオーリンズ・セインツからトレードされた後、2025年シーズン終了後もチームにとどまりたいと考えているようだ。
「長期だ、もちろんな」とシャヒードはコメントしている。
長期契約に至るまでには多くの調整が必要だが、シャヒードがシアトルでの新たなスタートを前向きに捉えているのは当然だ。これは初デートの後に結婚を計画するような話ではない。シャヒードには攻撃コーディネーター(OC)クリント・クビアック率いるオフェンスで実際にプレーした経験があるのだ。
昨シーズン、シャヒードはシーズン終了を意味する半月板のケガに見舞われるまでに出場した6試合で、当時セインツの攻撃コーディネーターを務めていたクビアックの下でキャッチ20回、349ヤード、タッチダウン3回を記録。デレック・カーからのロングパスを次々とキャッチし、持ち前の爆発力でチームをけん引したシャヒードは、セインツがシーズン序盤に躍進する原動力となった。
現在シーホークスの攻撃コーディネーターを務めているクビアックとの再会について、シャヒードは「また彼と一緒になれて本当にうれしい」と話している。
「彼は俺のことをよく知っていて、強みも把握してくれている。俺は彼の試合への向き合い方を理解している。だから彼のやり方に慣れるのはそれほど難しくないはずだし、オフェンスの中で自分の役割を見つけるつもりだ」
クオーターバック(QB)サム・ダーノルドやWRジャクソン・スミス・インジグバがけん引するシーホークス攻撃陣は、昨季にシャヒードがクビアックの下で輝きを放ったオフェンスよりも優れていると言えよう。
シャヒードは2024年シーズンに試合平均レシーブヤード(58.2ヤード)とレシーブ平均ヤード(17.5ヤード)でキャリアハイを更新した。
「(このオフェンスでは)ワイドオープンになる機会がたくさんある気がする」と語ったシャヒードは「俺はプレーアクションとかそういうのをたくさんやって、フィールドを縦に広げることができていた。このオフェンスにもそれを持ち込めると思う。どんなタイプの爆発力でも、全力で発揮するつもりだ」と続けた。
【RA】



































