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49ersQBパーディーのつま先のケガが長引く中、ラムズ戦では再びジョーンズが先発へ

2025年11月08日(土) 09:09

サンフランシスコ・49ersのマック・ジョーンズ【NFL】

クオーターバック(QB)マック・ジョーンズは今季のロサンゼルス・ラムズ戦で全勝を狙うチャンスを得る。

現地7日(金)、サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが日曜日に本拠地で臨むラムズ戦では負傷中のQBブロック・パーディーに代わり、ジョーンズが6試合連続で先発を務めると述べた。

つま先のケガに悩まされているパーディーはクエッショナブルとされている。シャナハンHCによると、先週より回復は進んでおり、出場する可能性もあるが、その出場可否にかかわらず、ジョーンズが49ersを率いてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルであるラムズとの重要な一戦に臨むという。

シーズン第5週に行われた今季1回目のラムズ戦から連続で先発を務めてきたジョーンズは、その試合で複数のケガを抱えながらもチームを率いて延長戦まで持ち込み、26対23の印象的な勝利を収めた。2021年NFLドラフト1巡目でニューイングランド・ペイトリオッツから指名されたジョーンズは、今週の練習にフル参加しているが、両膝にケガを抱えている。

今オフシーズンに49ersと契約したジョーンズは、これまでに7試合で先発を務めており、チームを5勝2敗に導いてきた。今季はパス250回中168回を成功させ(成功率67.2%)、1,832ヤード、タッチダウン10回、インターセプト5回を記録している。

ジョーンズはチームを停滞させないどころか、地区優勝争いに加わらせており、その手腕は見事だと言えよう。その最たる例がシーズン第5週のラムズ戦で、ジョーンズはケガを抱えながらも戦い、342ヤード、タッチダウン2回を記録して勝利に貢献した。

ジョーンズが再び先発する中、パーディーへの懸念は続いている。

パーディーは今シーズン、つま先のケガが長引いているため、わずか2試合しか先発していない。その戦績は1勝1敗で、586ヤード、タッチダウン4回、インターセプト4回という記録だった。シャナハンHCは木曜日に、パーディーが今季中に再び出場することを見込んでいると述べたものの、チームは先発QBの扱いに慎重な姿勢を貫いている。

日曜日にはジョーンズが再び49ers(6勝3敗)を率い、地区内首位のラムズ(6勝2敗)に対して2連勝を収めることを目指す。

【RA】