コルツDTバックナーが首の負傷でIR入り、少なくとも4試合を欠場へ
2025年11月08日(土) 09:43
インディアナポリス・コルツがこれからの1カ月間で、チーム屈指のディフェンダーを欠くことになった。
ヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンが首のケガを抱えるディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナーを現地7日(金)に故障者リザーブ(IR)に登録したと発表。
スタイケンHCはバックナーがシーズン第9週に敗れたピッツバーグ・スティーラーズ戦で首を負傷したと明かした一方で、復帰時期については明言しなかった。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョシュ・ケンドールによると、スタイケンHCは「彼を復帰させられることを願っている」と述べた上で、コルツはバックナーの健康状態に細心の注意を払う方針だとつけ加えたという。
IR入りに伴い、バックナーは次の4試合を欠場することになった。コルツはシーズン第11週にバイウイークを迎えるため、出場許可を得るまでの離脱期間は5週間にわたる。その間には、日曜日にベルリンで臨むアトランタ・ファルコンズ戦、カンザスシティ・チーフス戦(シーズン第12週)、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルであるヒューストン・テキサンズをホームで迎え撃つ試合(シーズン第13週)、ジャクソンビル・ジャガーズ戦(シーズン第14週)が組まれている。
最良のシナリオは、コルツがシーズン第15週に敵地で挑むシアトル・シーホークス戦までにバックナーが復帰できることだ。しかし、スタイケンHCの口調から判断すると、それは単なる希望的観測に過ぎないだろう。
オクラホマ大学出身のDTネビル・ガリモアがバックナーの代役を務め、ベテランDTグローバー・スチュワートと共に先発ラインアップに加わることになりそうだ。その後ろにはアデトミワ・アデバウアが控えているものの、DTポジションは突如として手薄になったように見える。
7勝2敗のコルツには、そうした離脱を乗り切るための多少の余裕がある。次の1カ月間では、タックル42回、サック4.0回、クオーターバック(QB)ヒット13回を記録してきたバックナー不在による穴をどう埋めるかが注目されるだろう。
【RA】



































