ジェッツ、期限までにRBホールと長期契約に合意できなければタグを使用へ
2026年02月25日(水) 10:25
結局、ランニングバック(RB)ブリース・ホールがフリーエージェント(FA)になることはなさそうだ。
ニューヨーク・ジェッツのジェネラルマネジャー(GM)ダレン・ムージーが現地24日(火)にインディアナポリスで行われたNFLスカウティングコンバインで、3月3日(火)の期限までに長期契約で合意に至らなかった場合、スターRBのホールにフランチャイズタグまたはトランジションタグを付与する予定だと語った。
ムージーGMは「契約をまとめられなくても、ブリースをここにとどめる方法を見つける」と報道陣に話している。
「タグは選択肢の一つだ。契約を成立させてブリースをチームに残すことが理想だと思っている。ここに来てから1年間、ずっとそう言ってきたはずだ。ブリースは優秀な選手だし、チームに残す方法を見つけたい。そのプロセスを進めてきており、今も続けている。合意に至らなかった場合にどのタグを使うかを判断するまで、あと1週間ある」
契約延長に至らなかった場合、ジェッツにはホールに対して非独占的フランチャイズタグ、独占的フランチャイズタグ、またはトランジションタグのいずれかを付与する選択肢がある。
非独占的フランチャイズタグは最も一般的に使用され、選手のポジションにおける過去5年間の年俸トップ5の平均値か、本人の前年度年俸の120%のいずれか高い方が適用される。タグをつけられた選手は他チームと交渉できるが、現所属チームには同条件のオファーを出す、あるいは選手が他チームと契約した場合に2つのドラフト1巡目指名権を受け取る権利がある。
トランジションタグは、フランチャイズタグが上位5人の平均を基準とするのに対し、当該ポジションの年俸上位10人の平均額を基準とする1年テンダーだ。選手が他チームからオファーを受けた場合、所属チームにはそれと同等の条件で優先的に契約を結ぶ権利が保証されるが、それを行使しなかったとしても補償はない。
タグが使用された場合、両者は7月15日(水)まで長期契約の交渉を行うことができる。
24歳のホールは2022年ドラフト2巡目で指名されてから4年間、ジェッツのラン攻撃をけん引してきた。2025年にはキャリアで初めて1,000ヤード超えを達成し、不振に終わったジェッツのシーズンにおける数少ない明るい話題となった。
今週、ホールはフリーエージェント(FA)期間を前に淡々とした姿勢を見せ、『The New York Post(ニューヨーク・ポスト)』に「なるようになる」とコメント。
ホールが一見淡白な態度をとったにもかかわらず、ムージーGMは火曜日にホールも長期的にジェッツにとどまりたいと考えているはずだと述べた。
「ブリースはここにいたがっていると感じている。シーズン中もシーズン後も、良い話し合いを重ねてきた。あとは何とかその方法を見つけるだけだ」とムージーGMは報道陣に話している。
ホールはフリーエージェント市場でトップクラスのランニングバックと目されており、『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールによるフリーエージェントトップ101リストで13位につけていたが、最終的にはジェッツに戻ることになりそうだ。そうした中で、ジェッツはホールやワイドレシーバー(WR)ギャレット・ウィルソン、後日指名するクオーターバック(QB)を中心に攻撃陣の再構築を目指していく。
クオーターバックについて、ムージーGMは2025年に先発を務めたジャスティン・フィールズは現在も契約中であり、チームの一員だと述べた。今週、インディアナポリスでのスカウティングコンバインでQB選定の動きが活発化する中、フィールズの立場がどう変わるかに注目だ。
【RA】



































