ブラウンズGMベリー、QBワトソンが先発争いに加わる可能性を否定せず
2026年02月25日(水) 11:23
2月下旬を迎え、クリーブランド・ブラウンズには解決すべき課題が山積している。
しかし、その中で最も優先すべき事項はこのスポーツで最も重要なポジションではない。ブラウンズが2026年の先発クオーターバック(QB)を決定できる段階に至っていないのは明らかだが、選択肢はいくつか残されている。
シェドゥーア・サンダースは典型的なドラフト5巡目指名の新人選手として期待と課題の両方を見せながら7試合に先発した後、2年目のシーズンに臨む。ドラフト3巡目指名を受けたディロン・ゲイブリエルも契約中だ。そして、ブラウンズにはデショーン・ワトソンもいる。
ジェネラルマネジャー(GM)アンドリュー・ベリーは現地24日(火)に、今はまだ2月だと強調しつつも、2022年に完全保証となる2億3,000万ドル(約358億0,376万円)の契約を結んだワトソンが長期離脱から復帰し、その契約最終年に先発の座を争う可能性を否定しなかった。
ベリーGMは「うちのロースターにいる選手には全員、競い合ってもらいたい。どのポジションでも競争を重んじている。クオーターバックも例外ではない。デショーンは本当に懸命に取り組んでいるし、必死に頑張っている。すでに言った通り、チームの全選手とともに4月を迎えるのが楽しみだ。競争こそが私たちの信条だからね」と話している。
火曜日にインディアナポリスで行われたNFLスカウティングコンバインで報道陣の取材に応じたベリーGMは、まだ2月下旬にすぎないと指摘しつつ、フィールドでの活動が始まるまでに新ヘッドコーチ(HC)トッド・モンケンとともに準備する時間は十分にあると強調した。実際、現時点で最も懸念すべきポジションはクオーターバックではなく、3月が近づく中で注目すべき部分は他にある。
ガード(G)ジョエル・バイトニオが引退を決意すれば、ブラウンズのオフェンシブラインは昨季の先発5人のうち最大4人を失う可能性があり、2025年にシーズン終了のケガに見舞われる前もあまり活躍していなかったオフェンシブタックル(OT)ダワンド・ジョーンズだけがチームに残ることになる。そのため、ベリーGMはフロント5の背後で何が起こるかを考える前に、まずブロッキングユニットの再構築を行う必要があるのだ。
ブラウンズはレシーバーの補強も必要としている。タイトエンド(TE)デイビッド・ジョクがフリーエージェント(FA)として他チームに移籍する見込みのため、昨季に新人として活躍したハロルド・ファニンJr.と組ませる新たなタイトエンドが必要な状況だ。
とはいえ、フットボールで最も重要なポジションであり、評価が分かれるサンダースが先発争いに絡んでいることから、ブラウンズのQB事情には今後も注目が集まり続けるだろう。
サンダースがルーキーシーズン最終盤に見せた良い部分をさらに伸ばすつもりなら、トレーニングキャンプが始まるずっと前にそれをやり遂げる必要がある。
「シェドゥーアに最も期待しているのは、継続的な成長だ」とベリーGMは語り、こう続けた。
「彼は1試合目から7試合目にかけて大きく成長したと思う。もちろん、より効率的にプレーし、ボールを危険な状況にさらさない一方で、型にとらわれずプレーを生み出し、爆発的なプレーを仕掛ける能力を維持することは重要だ」
「来月にすべてを見ることはできない。まだフィールドに立っていないからね。だから、彼にできる最善のことは、新しいオフェンスを学び、オフシーズンプログラムが始まったときにコーチ陣と連携し、身体を鍛え続け、実際にフィールドに立ったときに進歩を遂げることだ」
サンダースが大きな進歩を見せれば、夏の間に先発の座を自分のものにできるかもしれない。しかし、ワトソンが残りのNFLキャリアを立て直すつもりであれば、ブラウンズの状況は興味深いものになるだろう。ブラウンズはあらゆる結果を受け入れる構えのようだ。
【RA】



































