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OTウイリアムスの契約について「有意義で中身のある」会議を重ねたと明かす49ersのリンチGM

2026年02月25日(水) 15:15

サンフランシスコ・49ersのトレント・ウイリアムス【NFL】

サンフランシスコ・49ersのオフェンシブタックル(OT)トレント・ウイリアムスが直面している最新の契約問題は注目すべき点となっている。

オールプロに3度選出された経歴を持つウイリアムスは2024年に結んだ契約の3年目にして最終年にあたる2026年のキャップナンバーが3,880万ドル(約60億3,699万円)となる見込みだ。ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは現地24日(火)、チームとウイリアムスが現在、解決策を見つけるための協議を進めていると明かした。

リンチGMはインディアナポリスで行われたNFLスカウティングコンバインで報道陣に対し、「ここ数週間でトレントとその代理人であるビンセント・テイラーの両方に会い、非常に有意義で中身のある話し合いができたとお伝えしておく」と語った。

「私が知っていることはこうだ。トレントは49ersの一員でいることを望んでいる。私たちもトレントが49ersにいることを望んでいる。その方法を見つけ出し、難題をクリアできるかは私たち次第だ」

12回のプロボウル選出を誇るエリート選手として輝かしい実績を持つウイリアムスだが、所属チームとの金銭問題をめぐる評判は芳しくない。ワシントン・レッドスキンズ(現コマンダース)との長年にわたる不和により、2020年のドラフト当日に49ersにトレードされたウイリアムスは、移籍から約2カ月後に再編された契約にサイン。2021年に大型契約延長を実現させた後、2024年にはトレーニングキャンプをホールドアウトし、契約期間の早い段階でより有利な条件を得ることを目指した。

ウイリアムスは2024年シーズン開幕のわずか数日前に希望をかなえ、再編された3年8,266万ドル(約128億6,128万円)の契約に合意。この契約には契約時に完全保証される4,800万ドル(約74億6,844万円)とサインボーナス2,569万ドル(約39億9,717万円)が含まれ、契約初年度の報酬は2,760万ドル(約42億9,435万円)とされた。ウイリアムスは2024年に7試合を欠場したものの、2025年には再びエリートとしての地位を取り戻し、12回目のプロボウル、そしてオールプロのセカンドチームにも選出された。

しかし、その高額契約の欠点は、契約最終年となる3年目のキャップナンバーが巨額になることをチームが受け入れなければならない点だった。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、ウイリアムスが受け取る3,880万ドルは、2026年に予想されている49ersのサラリーキャップの11%以上を占める数字だという。

2025年にディビジョナルラウンドに進出した勢いを維持することを目指す49ersは、可能な限り多くのキャップスペースを確保する必要がある。

契約再編の可能性が残される中、リンチGMは火曜日にこの状況をあまり心配していない様子を見せた。

「具体的なことには触れないつもりだ。ここで言いたいのは、今日ちょうどビンスと会い、正しい方向に進んでいると考えているということだ」とリンチGMは話している。

「確かなのは、彼がこの組織にとって非常に貴重な存在だということ。彼にはチームにいてもらいたい。トレントにも伝えてきた私の願いは、49ersで活躍した偉大な選手たちと共に彼の名前が挙がることだ。彼は間違いなくそういう類の選手だからだ」

49ersはウイリアムスを手放すべきではないと認識しているようだ。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』から2025年にNFLで3番目に優れたタックルと評価されたウイリアムスは、7月に38歳を迎えるが、スーパーボウル制覇を目指すチームの中で依然として重要な役割を担っている。

過去の契約交渉で強硬な姿勢を見せてきたことを踏まえると、ウイリアムスが今回も報酬を最大化するために粘る可能性は高い。ただし、49ersは長期にわたる交渉に慣れているチームだ(例:ワイドレシーバー/WRブランドン・アイユーク)。両者が短期的に想定される状況を理解していれば、近いうちに合意に達すると期待できる。

「トレントがどのような選手かを皆が理解しているという点で、特殊な状況だ」と述べたリンチGMは「彼がどれほど偉大な選手だったか。もうすぐ38歳になるし、そういうことも考慮に入れなければならない。だが、私たちは皆同じ認識を持っており、今後の展開についてはとても前向きに考えている」と続けた。

【RA】