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NFLPA会長を務めていた元OLのJC・トレッターがNFLPAの事務局長に選出

2026年03月18日(水) 12:02

JC・トレッター【Aaron M. Sprecher via AP】

グリーンベイ・パッカーズやクリーブランド・ブラウンズでプレーした後に引退した元オフェンシブラインマン(OL)のJC・トレッターが、NFLPA(NFL選手会)の事務局長に選出されたと、同組合が現地17日(火)に発表した。

NFLPAが発表した声明でトレッターは「人生には、自分がまさにいるべき場所にいると感じるときがある。今日の私がまさにそうだ。仲間の選手たちが寄せてくれた信頼に感謝しており、その信頼に応えるべく、選手たちのために全力を尽くし、この組合の新たな道筋を切り開いていくつもりだ。私の唯一の目標は、NFLPAの力を強めることだ」と述べている。

「この役割に伴う責任と、選手代表と肩を並べて行動することの重要性を理解している。この組合は常にこのスポーツを形作るうえで重要な役割を果たしており、その取り組みは今も昔も変わらず重要だ。NFLPAには、耳を傾け、誠実に導き、常に選手を最優先に考えるリーダーシップが必要だ。それが私のリーダーとしての方針だ」

2020年から2024年までNFLPAの会長を務め、2024年10月から組合のチーフ・ストラテジー・オフィサーを務めていたトレッターは、2025年7月にロイド・ハウエルが事務局長を辞任したわずか数日後に組織を去った。なお、ハウエルの辞職は、NFLフランチャイズの少数株式取得を認められたプライベート・エクイティ・ファンドである『Carlyle Group(カーライル・グループ)』で非常勤のコンサルタント職を続けていると『ESPN』に報じられたことを受けて決まった。

トレッターは当時、ハウエルの辞任に関与しておらず、自身がその職に関心を持っていた事実もないと語っていた。

それからおよそ8カ月後、トレッターは選手代表の投票により事務局長に就任した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、35歳のトレッターは4月1日(水)から職務を開始する見込みだという。

NFLPAの声明には次のようにつづられている。

「選手代表理事会を代表して、JC・トレッターを新たな事務局長として迎えられることを誇りに思うとともに、彼が組合にもたらすリーダーシップに確信を持っている。この決定は、選手代表理事会がすべての選手を代表して負う責任を反映したものだ。私たちは会員に持続的かつ有意義な進展をもたらす適切かつ長期的なリーダーを見極めるため、徹底的かつ慎重な選考を行った。JCは理事会の信頼を勝ち取り、会員に尽くすという明確な姿勢を示した。今後の展開に期待している」

「組合がこの新たな章に進むにあたり、過去7カ月間にわたり揺るぎないリーダーシップと献身的な姿勢を示し、組合に安定と方向性をもたらしてくれたデイビッド・ホワイトに感謝したい」

組合によると、300人以上の候補者が検討されたという。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはNFLPAの5代目事務局長となるトレッターに祝意を表し、声明で次のように述べた。

「NFL選手会の事務局長に選出されたJC・トレッターを祝福したい。元選手として、JCはこの重要な指導的役割に、自身の実体験と代表する選手たちへの深い理解に基づく独自の視点をもたらすはずだ。私たちはJCと数年間にわたり協力してきた。最初は組合の会長として、2020年シーズンにリーグとNFLPAがコロナ禍を見事に乗り切るのに貢献してくれた。今後もその関係を基盤に、選手の健康と安全の推進や、ファン、選手、クラブのためにこのスポーツの世界的な成長を確かなものにするという共通の課題に取り組むことを楽しみにしている」

【RA】