ベンガルズQBフラッコが自身に先発の機会を与えなかった“愚かな”チームを批判
2026年03月26日(木) 10:33
2026年における先発クオーターバック(QB)の座をめぐる“椅子取りゲーム”が終わったとき、ジョー・フラッコは出場機会を争えるような席すら確保できていなかった。そこで、フラッコはシンシナティ・ベンガルズと再契約し、ジョー・バロウのバックアップとしてプレーすることになった。
現地25日(水)に報道陣の取材に応じたフラッコは、今でも先発クオーターバックとして通用するという自信を率直に語り、自分を適切な選択肢と見なさなかったチームについても遠慮なく意見を述べた。
「そういうことに捉われて“なんで俺じゃないんだ”とか言って悔しい気持ちになることはあると思う」と語ったフラッコはこう続けている。
「まあ、その気持ちの一部が今やっていることへの原動力になっているのかもしれない。そんな気がするし、まだやり残したことがあると感じている。それがここにいてプレーを続けている理由の一部だ。どこかに移籍するような選手になれなかったことについては、ああ、少し腹が立つよ。でも同時に、ここにいられることは本当にうれしい」
「ジョーとは楽しんできたし、ジョーが先発だ。本当に、自分がどこかでそんな存在になれたらよかったのに。俺を先発として獲得しなかったチームは愚かだと思う」
昨シーズン途中にクリーブランド・ブラウンズからベンガルズに移籍した後、6試合で先発を務めたフラッコは、チームが低迷し始めた中でQBポジションを安定させた。ベテランのフラッコは40歳という年齢で、ブラウンズとベンガルズで合計10試合に先発し、パス成功率60.3%で2,479ヤード、タッチダウン15回、インターセプト10回を記録。先発した試合でのチーム成績は2勝8敗だった。
機転の良さやオフェンスを機能させ続ける能力を持ち合わせているとはいえ、機動性に欠け、キャリア19年目を迎える41歳の選手を求めるチームが現れないのは決して驚きではない。フラッコは夏まで待って機会を探ることもできたが、バロウの控えとしてシンシナティに残るというオファーを受け入れることにした。
フラッコは「ザック(テイラーHC/ヘッドコーチ)と話をした。待つのか、サインするのかについてね。俺は仲間と一緒にいて、フットボールをするのが好きだし、フィールドに出てそれをやることが自分にとっては大事なんだ」と話している。
「オフシーズンを迎えるときには、複数の選択肢があって、じっくり考えて大きな決断を下すことになるだろうと思っていた。実際、オフシーズンのある時点でそういう状況になったと思う。これはできるか、あれはできるかって考えたりもした。オフシーズンを迎えるにあたり、“もし必要なら、家に帰ってのんびり過ごすのも悪くない”という気持ちもあったんだけど、オフシーズンが進むにつれて、どこかで競い合い、先発としてプレーしたいと思うようになった。でもそれと同時に、その状況が自分の望むものと一致しない場合や、納得できないものだったらどうしよう、という気持ちもあった。最終的にはこうするのが良いと思った。直感的に、ここに戻ってくるのが良いと感じるようになったんだ」
フラッコは先発QBが必要となったチームへの移籍を許可する可能性――まさに昨季にブラウンズで発生したケース――についてベンガルズ幹部と話し合っていないと明かした一方で、必要となればそうした“大人の話し合い”を避けるつもりはないと強調した。
バロウは6シーズンのうち3シーズンで長期離脱を経験しており、昨季も8試合の出場にとどまった。フラッコが2026年に出場機会を得る最も簡単な道は、ベンガルズでプレーすることかもしれない。
【RA】



































