プロデーを経てドラフト1巡目指名に自信を示すアラバマ大学QBタイ・シンプソン
2026年03月27日(金) 10:38
タイ・シンプソンはNFLのスカウト担当者の前で行われたアラバマ大学のプロデーで決定的な印象を残せたと感じている。
現地25日(水)、クオーターバック(QB)のシンプソンはリーグの主要な意思決定者が多数集まる中、40分以上にわたる投球セッションに臨んだ。シンプソンは2月に実施されたNFLスカウティングコンバインでも投球を披露していたが、大学で改めてワークアウトに参加することを選んだ。
「やらない手はないだろ?」と語ったシンプソンは「楽しんで思いきり投げるさ。プロデーの映像を見れば分かると思うけど、簡単なスローは一つもなかった。簡単な形にはしたくなかったんだ」と続けている。
シンプソンはドラフトでインディアナ大学のフェルナンド・メンドーザの次に指名されるクオーターバックになると見なされているが、少なくとも1人のドラフトアナリストはシンプソンこそが最も有望なQBだと考えている。
シンプソンはピッツバーグで行われるドラフトに招待されたと明かした。現地へ赴くかどうかはまだ決めていないものの、フィールドでのプレーと選考プロセスにおける評価の上昇は、多くの人が信じている見方、つまりシンプソンが確実にドラフト1巡目指名されるという評価を裏付けるものとなっている。
「もちろん、できることはすべてやったと思っているけど、決めるのは俺じゃない。ただ、どこに行くことになっても全力を尽くすし、最大限の努力をするつもりだ」とシンプソンは話している。
「俺の名前には多くの疑問がつきまとうと思う。自分の実力は分かっているし、俺を獲得するチームは、フットボールやチームを愛し、自分よりも大きな何かの一部になることを喜ぶ優秀な選手を手に入れることになるだろう」
シンプソンは昨シーズンにパス成功率64.5%で3,567ヤード、タッチダウン28回を記録。シーズン序盤は特に効率的なプレーを見せていた。最後の5試合は平均156ヤード、タッチダウン6回、インターセプト3回という成績にとどまったが、後に体調不良に悩まされていたことが明らかになっている。シンプソンはカレッジ・フットボール・プレーオフ前に胃炎の影響で体重が200ポンド(約91kg)を下回っていたうえに、最終的に全米王者となったインディアナ大学に大敗したローズボウルでも、肋骨を痛めて途中退場した。
体重はコンバイン時点で211ポンド(約96kg)まで増えており、ドラフトプロセスの最終段階を迎えるにあたり、万全の体調となっている。シンプソンはすでにロサンゼルス・ラムズおよびニューヨーク・ジェッツとの面談を済ませた。ラムズは全体13位指名権を持ち、ジェッツは全体2位および全体16位指名権を保有している。
「調子は最高だ」と強調したシンプソンはこう続けた。
「普段の状態に戻っただけ。睡眠もリカバリーもね。シーズン中は映像を見たり、練習したり、土曜日の試合に向けてすべてを詰め込もうとしたりして、あれこれ追われることになる。今はものすごく元気だ」
シンプソンの指名順位は来月のドラフトに向けて引き続き注目の的となるだろう。健康を取り戻したシンプソンは2025年シーズン序盤に見せた姿――つまり、トップクラスのプレーができるクオーターバックであることを示したいと考えている。自分がドラフト上位指名に値する選手であることを各チームに納得させられると確信しているシンプソンは、次のようにコメントした。
「俺は加入したチームを変える存在になるんだ。自分だけを高めるだけじゃなく、他の選手たちのことも高める。もしドラフトで指名し、フランチャイズクオーターバックになることを期待してくれるなら、自分のことだけを考えるつもりはない。チーム全体に気を配り、加入したときよりも良い状態にして去ることを目指すつもりだ」
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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