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QBカズンズのバックアップ起用やWRアダムスのトレードを検討していたと明かすラムズHCマクベイ

2026年03月31日(火) 11:09

ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイ【Kara Durrette via AP】

ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは現地30日(月)にフェニックスで参加した2026年年次リーグミーティングでいつになく饒舌(じょうぜつ)で、いくつか興味深い発言をした。

まずはクオーターバック(QB)についてだ。

2025年シーズンにNFL MVPに輝いたマシュー・スタッフォードは先発の座を確固たるものにしているが、ラムズのバックアップQBの状況は今オフシーズンに静かに注目を集める話題の1つとなっている。

ジミー・ガロポロがスタッフォードの控えとして復帰する可能性はあるのか? マクベイHCとジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードは他の選択肢を探っているのか? その答えは“その両方ともあり得る”であり、さらにもう一人興味深い人物としてカーク・カズンズの名前も挙がっている。

マクベイHCは報道陣に対し、ラムズが控えQBとしてガロポロとカズンズの両方を検討していると明かした。それは、両選手とも契約を結んでいないチームのヘッドコーチとして異例なほど率直な発言だと言えよう。

チーム公式サイトによると、マクベイHCは「ジミー・ガロポロが戻ってきてくれたらうれしい。それは私たちにとって大きな意味がある。彼は時間をかけて自分のやりたいことをやる権利を持っている。ジミーじゃない場合、カーク・カズンズのような選択肢を検討する可能性はあるのか。もちろんだ。それがどのような形になるのか見てみたい。つまり、私たちが話し合ってきたのはこの2人だ」と述べたという。

マクベイHCは2014年から2016年にかけて、カズンズが所属していたワシントン・レッドスキンズ(現コマンダース)で攻撃コーディネーター(OC)を務めていた。

カズンズと再会する可能性について、マクベイは「それはぜひ検討してみたいと考えていることだが、やはり現時点ではまだ時期尚早だ。カークに他の選択肢や機会があることも理解している。ただ、彼との付き合いは長く、共に過ごした経験への感謝の気持ちから、深く尊敬している選手だ」とつけ加えている。

あらゆるチームから獲得される可能性のある2人の選手について、これほど率直な発言が飛び出すのは新鮮だ。マクベイHCは別の発言でも透明性のある姿勢を保っている。

ラムズは今オフシーズン、ベテランワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスのトレードを検討したが、最終的には見送ることにした。

『Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)』によると、マクベイHCは「チームにとって最善だと判断していたなら、実行していただろう。しかし、今回はチームにとって最善だと思わなかった。だから、彼と共に前進できることを楽しみにしている」と明かしたという。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、マクベイHCは33歳のアダムスとトレード交渉の可能性について率直に話し合ったと述べ、議論されている内容を選手に伝えることは重要だと考えていると説明したとのこと。

今回の発言は、新シーズンを迎えるにあたってスーパーボウル制覇を強く志すチームのコーチによる、衝撃的な告白だった。アダムスは2025年にラムズ攻撃陣、特にレッドゾーンにおいて重要な役割を果たし、WRプカ・ナクアの逆サイドでスタッフォードの頼れるターゲットとして活躍。14試合に出場してレシーブ60回、789ヤード、リーグ最多となる14回のタッチダウンレシーブを記録した。

そうした活躍があったにもかかわらず、スニードGMとマクベイHCはアダムスをトレード要員として手放すことを検討していたようだ。そしてどうやら、その構想を率直に明かすことへの抵抗もなかったようだ。

今日のNFLではビジネスの進め方は多岐にわたる。月曜日の発言を受けて、マクベイHCとスニードGMは電話が鳴りやまなくなることを覚悟すべきだろう。

【RA】