元ファルコンズQBカズンズがレイダースと契約へ
2026年04月03日(金) 08:48
カーク・カズンズが新たな場所で橋渡し役のクオーターバック(QB)としてプレーする機会を得た。
現地2日(木)、ベテランQBのカズンズがラスベガス・レイダースと契約するとカズンズの代理人であるマイク・マッカートニーが発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートによると、カズンズは2026年シーズンに完全保証の2,000万ドル(約31億9,012万円)を受け取る見込みだという。
ペリセロによれば、今季の報酬のうち130万ドル(約2億0,736万円)はレイダースが、残額はアトランタ・ファルコンズが負担するとのことで、さらにカズンズには2027年3月の新リーグイヤー開始3日目に完全保証の1,000万ドル(約15億9,506万円)が支払われる予定だという。
レイダースには2027年シーズンと2028年シーズンに向けて2年8,000万ドル(約127億6,048万円)のオプションも残されているが、チームがこれを行使する可能性は低いとペリセロはつけ加えた。さらに、この契約にはサラリーキャップ上の都合で2年間(2029年と2030年)のボイドイヤーが含まれる。
今オフシーズンにレイダースの再建に向けた取り組みを注視してきた人にとって、今回の動きは驚きではないはずだ。確かにレイダースは来るNFLドラフトで、2025年ハイズマントロフィー受賞者であるインディアナ大学のQBフェルナンド・メンドーザを全体1位で指名すると見られているが、メンドーザ一人にすべての期待を託すわけにはいかない。
ヘッドコーチ(HC)クリント・クビアックは火曜日にフェニックスで臨んだ年次リーグミーティングで、まさにその点に言及し、シーズン開幕時にはベテランQBを先発として起用できる状態にしておきたいとの考えを明らかにした。獲得可能なベテラン選手の中で、カズンズほどその条件に適した選手はいない。
クビアックはその願いがチームによってかなえられるまで、2日待つだけでよかった。
カズンズとクビアックは2019年から2021年にかけてミネソタ・バイキングスで活動を共にしていた。当時、カズンズはチームの先発クオーターバックとしてプレーし、クビアックはQBコーチを経て攻撃コーディネーター(OC)を務めていた。
「ザ・オータム・ウインド・・・(レイダースのテーマソング)」
The Autumn Wind…
— Kirk Cousins (@KirkCousins8) April 2, 2026
レイダースを新時代の最初のシーズンへと導くにあたってクビアックが求めていた“成熟した大人”としてレイダースに加わるカズンズは、14年間にわたり培ってきた知見をレイダースがフランチャイズQBになると見込んで選ぶ選手――おそらくメンドーザ――に伝えることになるだろう。また、今回の動きによって、まもなく38歳になるカズンズをめぐる興味深い獲得争いにも終止符が打たれる。ロサンゼルス・ラムズのショーン・マクベイHCとグリーンベイ・パッカーズのマット・ラフルアーHCの2人は、2026年のバックアップQBとしてカズンズに注目していると公言していた。
カズンズは少なくとも先発として一定の出場機会が得られる可能性が高いチームへ向かおうとしている。
2025年に負傷したマイケル・ペニックスJr.(2024年シーズン終盤にファルコンズでカズンズから先発の座を奪った張本人)の代わりに出場し、1,721ヤード、タッチダウン10回に対してインターセプト5回、先発として5勝3敗とまずまずの成績を残したカズンズは、NFLキャリア4つ目のチームに移ることになった。
メンドーザがレイダースの長期的な選択肢になると見られていることを考えれば、短期間の在籍になるかもしれないが、それでもカズンズにとってはプレーを続け、引退前に自身の知識を次世代に伝える機会となるだろう。
【RA】



































