ジャイアンツQBは“ジャクソン・ダートであってパトリック・マホームズではない”とナギーOC
2026年04月10日(金) 10:25
ニューヨーク・ジャイアンツの攻撃コーディネーター(OC)マット・ナギーは、クオーターバック(QB)ジャクソン・ダートに対し、すでにパトリック・マホームズを引き合いに出してアドバイスを送っている。
ナギーにはカンザスシティ・チーフスでの指導経験がある以上、マホームズの話題が出るのは避けられない。ビッグブルーの攻撃陣を新たに率いる指揮官が若きQBに贈ったメッセージは、自分らしくあれというものだ。
『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』によると、ジャイアンツが任意参加のワークアウトを開始した今週初め、ナギーは「彼はジャクソン・ダートだ。パトリック・マホームズではない」と語ったという。
ダートをマホームズと直接比較する者はいないが、ナギーの経歴を考えれば、そのような問いかけが出るのは必然だった。
ナギーはマホームズが加入した2017年のチーフスに在籍しており、当時のルーキーQBはわずか1試合の先発にとどまっていた。その後、ナギーはシカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)として4シーズン指揮を執り、2022年に完成形となったマホームズのもとへ帰還。シニアアシスタント兼QBコーチとして再合流したナギーは、直近の3シーズンにわたってアンディ・リードHCの下でOCを務めてきた。
マホームズの練習態度や試合への取り組み方を知ることは、ジャイアンツとダートにとって有益ではあるが、それがそのままゲームプランに直結するわけではない。
「ルーティンや、われわれがどのように物事を進めてきたかといった部分で、その経験を活用することはできる」とナギーは言う。
「まず、ジャクソンがパトリックをどれほど尊敬しているかは分かっている。パトリックが歩んできたプロセスについては少し話をしたが、何より自分自身のスタイルを貫くことの大切さを明確に伝えた。彼はそれを実行してくれるはずだ」
ナギーには、スターへと開花した若きクオーターバックを指導した経験がある一方で、ベアーズ時代にはミッチェル・トゥルビスキーやジャスティン・フィールズといった、期待通りにはいかなかった選手たちとも向き合ってきた過去がある。
ナギーによれば、2025年の時点でチーフスはQB獲得に動いていなかったものの、ダートについては十分に調査を行っていたという。その際、ナギーはこのミシシッピ大学出身の若者が持つパスの正確性とスクランブル能力に深い感銘を受けていた。
「1、2年前の当時は、彼がこれほどタフで、優れたランナーであるとは知らなかった」とナギーは振り返る。
「彼は巧みなランを見せる素晴らしいランナーであり、タフでフィジカルも強く、QBというポジションを実に見事にこなしていた。競争心の強さも見て取れた」
ダートのラン能力を活かしつつ、いかに負傷を避け、健康な状態を維持させるか。そのバランスを取ることは、ナギーとジャイアンツにとって最優先事項となる。それは、かつてチーフスがマホームズをフィールドに立たせ続けるために注いできた努力と何ら変わりはない。
【R】



































