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カーディナルスHCラフルアーはQBブリセットの自主参加のOTA欠席を懸念せず

2026年05月19日(火) 08:59

アリゾナ・カーディナルスのジャコビー・ブリセット【NFL】

アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットは自主参加のオフシーズンプログラムに姿を現していないものの、新ヘッドコーチ(HC)マイク・ラフルアーはベテランQBの不在が続いていることを心配していないようだ。

現地18日(月)、ラフルアーHCは報道陣に「参加必須じゃないだろう? ジャコビーや、これまで一緒にやってきたベテラン選手についていつも言ってきたことだが、彼らには経験がある」と述べ、こう続けている。

「このリーグで一番難しいのは、試合のスピードに慣れることだ。新人だけじゃなくて、2年目、3年目の選手もそうだが、彼にはたくさんの経験がある。おそらく、これまでにやってきた戦術的な部分はすべて経験しているはずで、言い回しが少し違うだけだ。切り替えとか、試合に慣れることに関しては、例えば新人とか2年目の選手がここにいなかったら“ああ、やばい”となるだろう。少し時間がかかるからね」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが月曜日に報じたところによると、ブリセットは2026年シーズンの報酬増額を求めてチームを離れているという。ブリセットのこうした姿勢は、4月に行われたオフシーズンプログラムのフェーズ1を欠席したときから続いている。

ブリセットの契約に関して進展があったかと尋ねられたラフルアーHCは「数週間前と同じ状況だ」と答えた。

昨季序盤にQBカイラー・マレーが負傷したことを受けて先発の座を引き継いだブリセットは、カーディナルスでの1年目にその地位を守り続けた。33歳のブリセットは12試合に先発してわずか1勝という成績にとどまったものの、カーディナルスのパス攻撃に即座に活力を与え、3,366パスヤード、タッチダウン23回(インターセプト8回)を記録した。

低調なチームの中でもかなり良いパフォーマンスを発揮していたブリセットは、特にマレーが今オフシーズンに退団したことを踏まえ、2026年に先発QB並みの報酬を得たいと望んでいる。カーディナルスは来季の先発QBをまだ確定させていないものの、多くの関係者はブリセットがチームの有力な先発候補だと見ている。

ブリセットが不在の間はベテランQBガードナー・ミンシューがカーディナルスでの初シーズンに向け、ファーストチームの練習に多く参加する見込みだ。ドラフト3巡目指名を受けた新人QBカーソン・ベックも先発組との練習機会を得ることになるだろう。カーディナルスのロースターにはキャリア2年目のQBケドン・スロヴィスも名を連ねている。

自主参加か否か、ベテランであるかどうかかわらず、ブリセットが就任1年目のヘッドコーチの下でオフェンスを習得することに関して懸念が生じる可能性はある。

ラフルアーHCはプレーブックの導入について「連絡は取っている。それ以上は言わない」と語った。

【RA】