QBペニックスJr.とタゴヴァイロアのレップスを“非常に意図的に”配分するとファルコンズHCステファンスキー
2026年05月20日(水) 10:15
クオーターバック(QB)マイケル・ペニックスJr.は2026年NFLシーズンに向けて着実に準備を進めている。
アトランタ・ファルコンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは現地19日(火)に始まったOTA(チーム合同練習)の冒頭で報道陣に対し、ペニックスJr.はほとんどの練習に参加できる状態だが、チーム練習(11対11)には参加させない方針だと明かした。
ステファンスキーHCは「今日、お分かりになるだろう。これまでずっと言ってきた通り、マイクはとても良い仕事をしている」と話している。
「彼の最大の目標は体調を万全にすることであり、その目標に向かって進んでいる。それに伴い、メディカルスタッフの指示の下でフットボールの練習を徐々に増やしている。私たちもそれに合わせて連携して進めている。だから、マイクが個人練習に参加する姿や、7対7の練習に参加する姿は見てもらえるだろう。まだチーム練習に参加する時期は来ていないが、その日も近づきつつある」
OTAは本格的な練習に向けた第一歩となる。オフシーズンプログラムのフェーズ3では7対7や11対11の練習が可能になるが、接触は認められていない。
大学時代に2回ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したペニックスJr.は、3度目のACL断裂からの復帰を目指しているところだ。
ペニックスJr.は火曜日に「自分らしさを取り戻した感じだ」と報道陣に語り、3月中旬から投球を再開しているとつけ加えた。
「調子は最高だ。本当に調子が良い。ただ、“誰も俺の脚に倒れ込んでこなければ”とは言っておく」
「ちょうどあるべき状態にある気がしている」
ルーキーシーズン終盤に鮮烈な活躍を見せたペニックスJr.は、2年目にシーズン初戦の先発に指名されたものの、特にプレッシャーのかかる場面で精度に苦しみ、オフェンス全体も安定感を欠く場面があった。ペニックスJr.は9試合に先発出場した後、シーズン第11週にACLを断裂。2025年は276回のパスを投げて成功率60.1%、1,982ヤード、タッチダウン9回、インターセプト3回という成績でシーズンを終えた。
ファルコンズは今オフシーズンにマイアミ・ドルフィンズから放出されたQBトゥア・タゴヴァイロアと契約し、同じく左利きのペニックスJr.と先発の座を争わせることにした。その競争が本格化する前に、ファルコンズはペニックスJr.を完全に回復させなければならない。
キャリア3年目のペニックスJr.はまだチーム練習には参加しない見込みだが、クオーターバックたちはそれ以外のすべての活動でファーストチームのレップスを交代で担当するとステファンスキーHCは述べている。
レップスの配分方法について「非常に意図的にやっている」とコメントしたステファンスキーHCは、こう続けた。
「それが私たちの仕事だと思う。(攻撃コーディネーター/OC)トミー・リースはチームが望む運営方法を明確に意識させるという点で、素晴らしい仕事をしている。ある選手は最初のピリオドで先発し、次のピリオドでは別の選手と入れ替わる。そして、ほぼすべてのドリルでローテーションを行う。というのも、実際のところ私たちはすべての選手の最高のパフォーマンスを引き出そうとしているため、選手たちをさまざまなポジションで組み合わせて起用したいからだ」
ペニックスJr.はシーズン第1週に出場することが“目標”であることに変わりはないと述べた一方で、タゴヴァイロアとの先発QB争いによって新たな緊迫感が生まれたという見方は否定した。
「俺は自分のレースに挑んでいる。他のレーンを見ることはできない」と語ったペニックスJr.は「同時に、俺たちは一緒に取り組んでいる。それがすべてだ――協力し合い、助け合いながらレースを完走することが大事だ。もちろん、チームとして頂点に立ちたいという思いもある」と続けている。
一歩前へと前進したペニックスJr.にとっては、6月16日(火)から18日(木)にかけて行われる参加必須のミニキャンプでチーム練習に参加できるかどうかが次の判断基準となるだろう。
【RA】



































