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WRワドルと「プレーできたら最高だった」と語るドルフィンズQBウィリス

2026年05月20日(水) 14:11

マイアミ・ドルフィンズのマリク・ウィリス【AP Photo/Rebecca Blackwell】

マリク・ウィリスは今オフシーズンにマイアミ・ドルフィンズと契約したことで、2022年ドラフトでテネシー・タイタンズに指名されてから初めて、フルタイムの先発クオーターバック(QB)としてプレーする本格的な機会を得ている。

しかし、現在のドルフィンズは3月に入団した当時の様相とは異なっている。ドルフィンズは現地3月9日にウィリスと契約し、その約1週間後にチームの主力ワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルをデンバー・ブロンコスにトレードした。

ワドルの不在はドルフィンズ攻撃陣の構造に大きな影響を与える。ウィリスはワドルにパスを投げるのが理想的だったと述べた一方で、トレードに関する決定権は自分にはなかったと語った。

現地19日(火)、ドルフィンズのOTA(チーム合同練習)でウィリスは「控えめに言っても、間違いなく残念なことだった。本当に優秀な選手だし、一緒にプレーできたら最高だった。でも、それは俺の手に負えない話だし、どうにもならないことだった」と話している。

ワドルは2025年シーズンにレシーブ64回で910ヤードを記録。このレシーブヤードは、昨季にドルフィンズで次点につけた選手の約2倍にあたる数字だった。ワドルやWRタイリーク・ヒルが退団した今、ドルフィンズのWR陣で最も実績のある残留選手は、昨季にレシーブ46回で317ヤード、タッチダウン3回を記録したマリク・ワシントンとなっている。

ドルフィンズのフロントオフィスはWR陣の層を厚くするために積極的な動きを見せたが、どの選手が主力となるかはまだ不透明だ。ドルフィンズはフリーエージェント(FA)だったジェイレン・トルバートやトゥトゥ・アトウェル、テラス・マーシャルJr.を獲得した上で、ドラフトでも3人のワイドレシーバー――3巡目でケイレブ・ダグラスとクリス・ベル、5巡目でケビン・コールマンJr.――を指名している。なお、ベルに使用した指名権はワドルのトレードでブロンコスから得たものだった。

チームに残留したタジ・ワシントンやテオ・ウィースJr.も候補に入っているものの、現在のWR陣にワドルほど優れたシーズンを過ごした経験を持つ選手はいない。ドルフィンズのオフェンスは引き続きランニングバック(RB)デボン・エイチェーンを中心としたランゲームを軸に構築されると見られているが、ワドルの穴を埋められる選手を見極めることが、今オフシーズンにおけるドルフィンズとウィリスの主要な課題となっている。

【RA】