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スティーラーズQBロジャースが2026年シーズン終了後に引退と明言、「これで最後だ」

2026年05月21日(木) 08:51

ピッツバーグ・スティーラーズのアーロン・ロジャース【NFL】

アーロン・ロジャースが最後の旅に出る。

42歳のクオーターバック(QB)であるロジャースが現地20日(水)にピッツバーグ・スティーラーズのOTA(チーム合同練習)で、2026年のシーズンが、殿堂入りが確実視されているキャリアにおける最後のシーズンになるとコメントした。

ロジャースはスティーラーズに戻るために1年契約を結んで以来、初めて開かれた記者会見で「これで最後だ」と報道陣に語っている。

これは、1年前に示した見解よりも明確な発言だと言えよう。ロジャースは昨年6月、2025年が最後の挑戦になると“ほぼ確信している”と話していたが、水曜日にはそれほど曖昧な余地を残さなかった。

ロジャースは報道陣に対し、特にマイク・トムリンが19シーズンを経てチームを去ったことを受けて、自身が22シーズン目も現役を続行するかどうか確信が持てないと明かしていたが、グリーンベイ・パッカーズで10シーズン以上にわたって指導を受けていたマイク・マッカーシーが新ヘッドコーチ(HC)に就任したことで、もう一度挑戦することを考え直すようになった。

「マイクTが大好きだ。去年、加入する機会を得られて本当に感謝しているし、彼と過ごした時間は最高だった」と振り返ったロジャースはこう続けている。

「彼が身を引くと聞いたときは感情的になった。みんなが彼のことを心から愛し、大事に思っているからね。ピッツバーグでの自分のキャリアはこれで終わりだろうと思った。でも、マイク(マッカーシー)を採用するという決定が下された瞬間、心を開いて復帰の可能性を再び考え始めた」

スティーラーズがマッカーシーを採用して以来、組織内ではロジャースが復帰するとの楽観的な見方が広がっていたが、チームは決断を下すための時間を与えた。数週間が経過しても不透明な状況は続き、スティーラーズがほとんど使われることのない無制限フリーエージェント(UFA)テンダーを提示した後も、その状況は変わらなかった。

最終的に、ロジャースはピッツバーグで最後の1シーズンをプレーする意思を固めている。

ロジャースは「しばらくの間、マイクやオマール(カーン、ジェネラルマネジャー/GM)と何度も話し合いを重ねたし、妻ともこの件について何度も話し合った。ドラフトが終わった後、プレーしたい、復帰したいという結論に至った」と明かしている。

ロジャースはパッカーズで最初の18年間を過ごし、そのうち13年間をマッカーシーの指揮下でプレーしていた。目立った成果を残せなかったニューヨーク・ジェッツでの2年間を経て、昨季はスティーラーズで浮き沈みの激しい初年度を過ごし、3,322ヤード、タッチダウン24回、インターセプト7回を記録。スティーラーズは今オフシーズン、ワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマンをトレードで獲得し、WRジャーミー・バーナードをドラフト2巡目で指名するなど、戦力を強化した。これらの補強により、ロジャースの負担は軽減されるはずだ。

マッカーシーとの再会は、ロジャースが2026年にプレーする決断を下すうえで大きな要因となった。ベテランのロジャースは、オフェンスの基本部分を熟知していることからスムーズに移行できるはずだと述べた一方で、学ぶべき新しい要素もあるはずだとつけ加えている。

「俺は(マッカーシー率いるオフェンスで)13年間過ごした」とロジャースは語った。

「彼はダラス(カウボーイズ)でダック(プレスコット)とやっていたときにいくつか変更を加えている。用語に関してはいくつか譲れない部分があるから、それは主張するつもりだ。プロセスの一部は、単純に成長していくことだと思う。自分がこれまでやってきたことや好んで使ってきた用語をいくつか調整する必要がある。今は楽しい学びの経験になっている」

殿堂入り確実の輝かしいキャリアを築く一助となったコーチの下で22年のキャリアを締めくくるという考えに魅力を感じたロジャースは、次のようにコメントしている。

「物事には間違いなく一周して元に戻るような側面があるし、最初からそれに興味をそそられていた」

【RA】