ニュース

49ersHC有力のシャナハンOC、QB候補にショーブ、カズンズ、ガロポロ

2017年02月06日(月) 12:31


アトランタ・ファルコンズのカイル・シャナハン【AP Photo/John Bazemore】

アトランタ・ファルコンズの攻撃コーディネーター(OC)カイル・シャナハンが来シーズンを見据え、クオーターバック(QB)のウィッシュリストを作成している。サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)就任が確実視されているシャナハンが、新チームのQB探しにすでに着手しているようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地5日(日)、もしシャナハンがレッドスキンズのQBでもうじきフリーエージェントになるカーク・カズンズを手に入れられないのであれば、ニューイングランド・ペイトリオッツのバックアップ、ジミー・ガロポロとアトランタ・ファルコンズのバックアップ、マット・ショーブが候補になりそうだと伝えた。

先発QBに35歳のショーブの名前が急きょ浮上し、49ersファンのパニックは避けられないかもしれないが、シャナハンが過去に自分と関わったことのある選手だけに触手を伸ばしていることにも気を留めるべきだ。ガロポロを除き、候補者の2人ともシャナハンの下でプレーしたという直接的な関わりがある。ガロポロもまた、ペイトリオッツで同じようなタイプの攻撃陣を経験している。

ショーブは今シーズンのフィラデルフィア・イーグルスQBチェイス・ダニエルのような役割を果たすことになるかもしれない。フィールド上のコーチと経験豊かなバックアップという役どころだ。

ヒューストン・テキサンズ時代、ショーブはシャナハン(2007年はQBコーチ、2008年と2009年はOCとして)の直接的指導の下、パス成功率67%、10,054ヤード、53タッチダウン、そしてわずか34インターセプトだけをマークしている。この間には1度、プロボウルにも選出された。

しかしながら、安定した活躍を見せた2012年を別として、ショーブのキャリアは落ち込んでいる。2013年からは1シーズンに8試合以上先発したことがない。

シャナハンはQB市場に巨大な網をかけるしかない。実力あるQBには莫大な費用がかかることから、ドラフト1位指名を新人QBに行使する可能性もある。その保険としてベテランプレーヤーの存在が必要不可欠になるだろう。シャナハンが選ぶのは実力派のカズンズか、あるいは将来性のあるガロポロか、はたまたショーブなのか。もうじきHCとなる37歳のシャナハンに残された選択肢は全部であと何通りあるのだろうか。

残念なことに、ファルコンズQBのマット・ライアンを49ersに連れて行くことはできない。

ショーブは今シーズンのフィラデルフィア・イーグルスQBチェイス・ダニエルのような役割を果たすことになるかもしれない。フィールド上のコーチと経験豊かなバックアップという役どころだ。

ヒューストン・テキサンズ時代、ショーブはシャナハン(2007年はQBコーチ、2008年と2009年はOCとして)の直接的指導の下、パス成功率67%、10,054ヤード、53タッチダウン、そしてわずか34インターセプトだけをマークしている。この間には1度、プロボウルにも選出された。

しかしながら、安定した活躍を見せた2012年を別として、ショーブのキャリアは落ち込んでいる。2013年からは1シーズンに8試合以上先発したことがない。

シャナハンはQB市場に巨大な網をかけるしかない。実力あるQBには莫大な費用がかかることから、ドラフト1位指名を新人QBに行使する可能性もある。その保険としてベテランプレーヤーの存在が必要不可欠になるだろう。シャナハンが選ぶのは実力派のカズンズか、あるいは将来性のあるガロポロか、はたまたショーブなのか。もうじきHCとなる37歳のシャナハンに残された選択肢は全部であと何通りあるのだろうか。

残念なことに、ファルコンズQBのマット・ライアンを49ersに連れて行くことはできない。