現地6日（月）、ヘッドコーチ（HC）のビル・ベリチックとともに米国内で大人気の深夜番組『The Tonight Show（ザ・トゥナイト・ショー）』に出演したエデルマンは、あの“キャッチ”についてジミー・ファロンに対し、「70％が運、30％が技術だった」と明かした。宙に浮いたボールに対して飛び込んだファルコンズの選手とエデルマン。互いに接触しながらも、空中でボールを掴んだのはエデルマンだった。地面着地前にも一度ボールが手から離れるが、再び宙に浮いたままキャッチしてプレーは成立している。

エデルマンはまた、その当時のプレーについて「あのプレー後、ルートに関しては少しへこんでいたんだ。うそじゃないよ。本来ならもう少ししっかりくっついておくべきだったんだ」とも発言。

技術云々（うんぬん）を問わず、間違いなくエデルマンのキャッチはスーパーボウル史に残るだろう。第42回スーパーボウルでワイドレシーバー（WR）デビッド・タイリーが見せたヘルメットキャッチや、第49回スーパーボウルのWRジャーメイン・カースによるジャグリングのようなキャッチ同様に忘れ去られることのないプレーだ。

スーパーボウルでのスーパーキャッチといえば、今回の試合でファルコンズがフィールドゴールを外す直前にWRフリオ・ジョーンズが見せたつま先立ちでのキャッチも信じられないようなプレーだった。そして、忘れてはならないのが第43回スーパーボウルのWRサントニオ・ホームズによる決勝タッチダウンだ。

運であろうが、実力であろうが、25点差をひっくり返した試合でのハイライトとしてエデルマンのキャッチは人々の記憶に残り続けるはずだ。だが、チームの勝利を呼び込んだ極めて重要なプレーも、本人によればただのラッキーなキャッチだったということである。