ブラウンズが元スティーラーズのトッド・ヘイリーをOCに
2018年01月23日(火) 13:51
クリーブランド・ブラウンズが新たな攻撃コーディネーター(OC)の就任を発表した。
現地22日(月)、内部関係者の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・シルバーはトッド・ヘイリーがブラウンズのOC職に就任したと報じた。
ヘイリーはプレーコーラーとしてスティーラーズに6年間所属したものの、チームはプレーオフでジャクソンビル・ジャガーズに45対42で敗戦を喫した後、契約を更新しないという決断を下した。50歳のヘイリーはジャガーズのスタークオーターバック(QB)であるベン・ロスリスバーガーと相性が合わなかったとも報じられている。
カンザスシティ・チーフスでヘッドコーチ(HC)を務めた経験も持つヘイリーが、ヒュー・ジャクソンHCの下、過去2シーズンにかけて改善の兆候を見せないブラウンズ攻撃陣を引き継ぐことになる。ジャクソンHCが継続してプレーコールを行うかどうかは定かでないが、今後は経験豊富なヘイリーがブラウンズ攻撃陣への指示を行ったとしても何ら不思議ではない話だろう。
ロスリスバーガーとの相性はさておき、ピッツバーグ時代のヘイリーの手腕は卓越していた。過去4シーズンにわたってチームの得点はリーグ10以内をキープし、ワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンやランニングバック(RB)リビオン・ベルの圧倒的パフォーマンスを従えて相手の守備陣を泣かせてきた。
残念ながらクリーブランドの地にブラウンやベルのようなスター選手は存在しないが、デューク・ジョンソン、アイザイア・クロウェル、ジョシュ・ゴードン、コーリー・コールマン、デイビッド・ジョクなどの屈強なオフェンシブライン(OL)マンたちがいる。
もしブラウンズが来るドラフトの全体1位、あるいは全体4位の指名権を使ってQBを指名するのであれば、来季のヘイリーはその新人QBとタッグを組むことになるだろう。QBポジションにはすでにデショーン・カイザーとコーディ・ケスラーがいるものの、チームが無条件で信頼できるほどのパフォーマンスを見せていない。今後、ブラウンズはカレッジ界からの新星に期待するか、フリーエージェント(FA)やトレードで同ポジションの強化を図るはずだ。
ここで残る疑問は、ブラウンズのスキームがどう変化するかだ。ヘイリーがジャクソンHCの攻撃陣を自分のプレーブックにのっとって指揮するのか、あるいは、両方をミックスさせて指揮するのか。ここ2年間はジャクソンHCがプレーコールを行っていたため、ブラウンズにはそもそもOCが存在していなかった。
2シーズンを通して1勝31敗を喫したブラウンズの期待値は高くない。果たして、救世主を求めるチームにおいてヘイリーOCが爪痕を残すことはできるのだろうか。
【S】