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パンサーズのハーニー暫定GMが復職、DV疑惑は証拠なし

2018年02月17日(土) 08:32


カロライナ・パンサーズのマーティ・ハーニー【AP Photo/Chuck Burton】

ハラスメント行為に関する元妻からの告発を受けてNFLが調査した結果、NFLが定める個人の行動規範に違反していなかったことが判明したため、カロライナ・パンサーズがマーティ・ハーニーを暫定ジェネラルマネジャー(GM)として復職させた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入手した声明の中でNFLは次のように説明している。

「閲覧可能な法執行および法定記録の見直し、当該事件の宣誓証言、ハーニー氏を含む複数の人物に対する聞き取り調査など、カロライナ・パンサーズの暫定ジェネラルマネジャーであるマーティ・ハーニーに対する申し立ての調査を実施した」

「また、ハーニー氏の前妻にも聞き取り調査を要請したものの、先方の弁護士を通じて拒否された。われわれの調査では家庭内暴力の主張を支持する証拠、あるいは個人の行動規範違反にあたる同様の行為を確認できなかった」

NFLが調査を行うため、ハーニーは2月4日付で有給休暇の立場に置かれていた。NFLネットワークのマイク・ガラフォロが手に入れた法廷文書によると、ハーニーの元妻はノースカロライナ州のメクレンブルク郡裁判所に告訴状を提出するも、申し立ては担当弁護士によって後に取り下げられている。

ガラフォロが入手したという、ハーニーの担当弁護士であるキャサリーン・ルケージ氏が発行した声明には、「マーティの家族に対する愛情と確固たる支援に関して、マーティがどれほど感謝していることか言葉に表すことができません。彼は完璧な調査を実施してくださったNFLに感謝しています。また、継続的な信頼と支援をくださったパンサーズの皆さま方にも感謝を申しております。マーティは2018年シーズンに向けてパンサーズを強力かつ成功を収めるチームにできるよう、仕事に復帰することを楽しみにしています」とつづられている。

ハーニーは昨年7月、デーブ・ジェトルマンがGMを解雇されたのを受け、暫定扱いでパンサーズのフロントオフィスの任務を引き継いだ。

ラポポートによれば、ハーニーはフルタイムのGM職を希望しているとのことで、正式な決定はまもなく下されるという。

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