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ブラウンズ、元ドラフト全体2指名のOTロビンソンを獲得

2018年06月20日(水) 11:34

ロサンゼルス・ラムズのグレッグ・ロビンソン【Ryan Kang via AP】

グレッグ・ロビンソンがNFLで新たなチャンスをつかんだ。

クリーブランド・ブラウンズが現地19日(火)、オフェンシブタックル(OT)のロビンソンと契約したことを発表した。この動きに付随して、チームはオフェンシブライン(OL)のロッド・ジョンソンをウェイバーにかけている。

ロサンゼルス・ラムズ(当時はセントルイス)から2014年ドラフトの全体2位で指名を受けたロビンソンは4年のキャリアを通じて48試合に先発したものの、結果を残せずに苦しんでいた。

ラムズで3シーズンを過ごしたものの、思うようなプレーができなかったロビンソンは昨オフシーズンにトレードでデトロイト・ライオンズに移籍。故障中だったレフトタックル(LT)テイラー・デッカーの穴埋めが彼には期待されていた。しかしながら、ライオンズの目論見は大きく外れ、ロビンソンは先発した6試合で相手にとってやりやすいプレーヤーとなった。そんな彼は昨シーズンの第6週に足首を負傷し、そのままウェイバーにかけられていた。

キャリアの再構築を狙ってクリーブランドの地にたどり着いたロビンソン。身長約196cm、体重約150kgと体格に恵まれたロビンソンだが、これまではランとパスゲームの両方で苦戦を強いられてきた。

ブラウンズは将来の殿堂入りが期待されるジョー・トーマスの代替選手を探している。ロビンソンがもしその役割をカバーすることとなれば驚きだが、ブラウンズはOLドナルド・スティーブンソンが2試合の出場停止処分を言い渡されたのを受け、スイングタックルのオプションとしてドラフトの大失敗作と言われるロビンソンを獲得したのだろう。

ロビンソンのキャリアはブラウンズのおかげで首の皮一枚つながったままだ。

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