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パンサーズDLショートが故障者リストに

2019年10月02日(水) 12:27


カロライナ・パンサーズのカワン・ショート【Aaron M. Sprecher via AP】

最も優秀なディフェンシブプレーヤーの一人の不在は、カロライナ・パンサーズの2連勝の中で見過ごされていた。

パンサーズは残るシーズンを、ディフェンシブライン(DL)のカワン・ショートなしで進めなければならない。

ショートが2戦にわたって欠場した後、チームは現地1日(火)にシーズン第2週に腱板の部分的損傷を負ったショートがIRリスト(故障者リスト)入りしたことを明かした。

「KK(ショート)はここ2試合でプレーするためにできることはすべてやってくれた。だが、肩を治すために手術を受け、リハビリに集中して来季に向けた準備をすることが、長期的に見たときに彼とチームにとってベストだと判断した」とジェネラルマネジャーのマーティー・ハーニーは語っている。

ショートはこれまでに2度プロボウルに選出されていた。

チームはアクティブロースターに生じた空席を埋めるべく、練習生のブライアン・コックス Jr.と契約を結んでいる。

7シーズン目を迎えていたショートはパンサーズの守備陣の中心的な人物であり、それは2017年に8,050万ドル(約86億8,000万円)の5年契約をかわしたことにも表れていた。

ショートは2019年の開幕から2週でタックル4回、うちタックルフォーロス1回、クオーターバック(QB)ヒット1回を記録した。

パンサーズは他にもプロボウルに選出された選手を失っている。シーズン前にはキッカー(K)グラハム・ギャノがIRリスト入りしており、ここ2週ではQBキャム・ニュートンも足の負傷で欠場していた。

不在のギャノに代わってKジョーイ・スライが活躍しており、ニュートンの代役であるQBカイル・アレンはチームを2連勝に導いている。ショートが戦線を離脱したのに伴ってドンタリ・ポーの役割が拡大し、ここ2試合ではタックル4回(タックルフォーロス1回)を記録した。最初の2試合では登場しなかったものの、ショートの負傷以降で出番が生じている元1巡目指名選手、バーノン・バトラーの存在も一つの要素だ。

ショートの欠場を支えてきたパンサーズディフェンス陣の輝き。しかし、それは今、長期的に維持しなければならないものとなった。

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