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ワシントンRBギブソンがターフトゥで次戦欠場の可能性

2020年12月10日(木) 11:00


ワシントン・フットボール・チームのアントニオ・ギブソン【AP Photo/Daniel Kucin Jr.】

ワシントン・フットボール・チームは印象的な新人ランニングバック(RB)アントニオ・ギブソンなしでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区トップを守り続けなければならないかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に水曜日に伝えたところによれば、ギブソンはターフトゥの痛みが強いケースだと診断され、現地13日(日)のサンフランシスコ・49ers戦には出場できない可能性があるという。

ギブソンのステータスはダウトとなっているものの、今週これからも判断されていくとラポポートはつけ加えた。

新人RBのギブソンはピッツバーグ・スティーラーズに勝利した月曜日の試合をわずかスナップ4回分のプレーのみで離脱していた。2020年シーズンはスロースタートを切ったものの、フルタイムのRBとして起用されるようになってから力を発揮している。

シーズン第7週から第12週でギブソンはキャリー75回、402ラッシングヤード、タッチダウン8回を記録し、アテンプト平均は5.6ヤードだった。

ギブソンが欠場するとなれば、ワシントンにとっては非常に大きな損失となる。ギブソンは攻撃陣の焦点となっており、それはサンクスギビングデーのダラス・カウボーイズ戦で128ヤードをマークしたことからも分かる。

ギブソンが欠場するとなれば、パスキャッチに秀でたRBであるJ.D.マキシックの出番がより多くなるだろう。ギブソンが月曜日の試合を途中退場した際、マキシックはスナップの73%近くでプレーした。マキシックはバックフィールドから抜け出し、ラインバッカーたちをかわすことができるレシーバーとしてクオーターバック(QB)アレックス・スミスの信用を得ている。RBペイトン・バーバーはギブソンが復帰するまで、インサイドランナーの役割としてや、距離が短い際にプレーすることになりそうだ。

ワシントンはニューヨーク・ジャイアンツとタイでNFC東地区のトップに立っているものの、ジャイアンツに2敗しているため、タイブレーカーでは敗北する。今後に控えている試合の相手は49ers、シアトル・シーホークス、カロライナ・パンサーズ、フィラデルフィア・イーグルスだ。

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