次戦に向けて濃厚接触者たちの復帰を示唆するブラウンズHCステファンスキー
2020年12月29日(火) 14:00
現地27日(日)の試合を落としたクリーブランド・ブラウンズがポストシーズンへと駒を進めるためには、シーズン第17週での勝利が不可欠となる。そして、そこには待ち望まれていた主力選手の復帰が間に合うかもしれない。
ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは、濃厚接触者としてリザーブ/COVID-19リストに置かれているいずれの選手も、検査で陽性を示していないことを月曜日に記者たちに話している。つまり、引き続き陰性の結果が出れば、ピッツバーグ・スティーラーズとの運命の決戦を前に、大みそかの木曜日にも復帰できる可能性が出てきたのだ。
ブラウンズはラインバッカー(LB)2人に加えてレシーバーのトップ選手4人が不在の状況に見舞われている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のプロトコルに関連した問題が土曜日に発覚し、1人が陽性反応を示したのをきっかけに6名の選手が日曜日のニューヨーク・ジェッツ戦を欠場した。ブラウンズは土壇場であり合わせのオフェンスをまとめ上げようと試みた。ワイドレシーバー(WR)には練習生のジャマーカス・ブラッドレイと先ごろ加入したばかりのマービン・ホールを起用したものの、パスゲームではタイトエンド(TE)とランニングバック(RB)に頼りきりのオフェンスを展開する結果となった。日曜日の試合ではレシーバー陣の中でブラッドレイとホールだけがスナップに3回以上参加している。
試合のほとんどの間、ブラウンズオフェンスは予想通りの失態を披露した。20対3のスコアから抜け出そうと、クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドが53回もパスを投じたのはそのひどさを物語っている。ブラウンズは最終的に合計299ヤードを記録し、サードダウンコンバージョンは15回中6回成功、ランでは45ヤードしか稼げていない。2回のターンオーバーが自滅行為となり、3つ目のターンオーバーにつながったファンブルによって試合終盤での逆転勝利はなくなった。
不在となっている4人のレシーバーのうちせめて2人でもいれば、ブラウンズはどれだけ戦えていただろうと考えざるを得ない。メイフィールドは序盤こそ急きょ出場することになったレシーバーたちを無視続けたが、やがて5回のキャッチで60ヤードをマークしたブラッドレイに辛うじて手応えを見いだす。そんな試合の様子を主力WRのジャービス・ランドリー、ラシャード・ヒギンス、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズ、そしてカダレル・ホッジスは家から見ているしかなかった。
とはいえ、COVID-19のプロトコルに従わなかったことは事実であり、被害者振ることは決して許されない。この信じられないくらいタイミングの悪いジェッツ(2勝13敗)に対する敗北について、ステファンスキーHCは一切の言い訳をしなかった。
「このチームは立ち直りが早い。これからはますますそれが必要となる。このシーズンには最も必要なことだ」とステファンスキーHCは述べている。そして次戦に臨むにあたっては「日曜日の負けをなんとかして取り返さなければならない」とつけ加えた。
ブラウンズは日曜日に必要としていたオフェンシブラインの強さを取り戻せるかもしれない。ステファンスキーHCはガード(G)ワイアット・テラーが水曜日の練習に復帰できる見込みだと記者たちに伝えた。テラーは足首のケガにより直近の2試合を欠場している。
ブラウンズがまたしてもケガやCOVID-19に関連した問題によって主力選手が集まらない場合には、不測の事態と見なした対応計画を用意するとステファンスキーHCは話している。重要な局面を迎えるブラウンズにとってプランB(あるいはプランZ)に向けて準備できることはせめてもの救いといえる。とはいえ、プランAのまま進められることを願うばかりだ。
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