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元スティーラーズOLギルバートが引退を表明

2021年04月27日(火) 11:18

ピッツバーグ・スティーラーズのマーカス・ギルバート【Ryan Kang via AP】

元ピッツバーグ・スティーラーズのオフェンシブタックル(OT)マーカス・ギルバートがNFLキャリアに幕を引いた。

33歳のオフェンシブラインマンは現地26日(月)に引退を表明している。

「何年もの間のすべてのサポートに感謝を。俺の人生の新しい章を皆とシェアするのが待ちきれない」

「NFLで10シーズンをプレーしてきて、俺は引退を決断しなければならない。これまでの思い出や経験、友情、そしてフットボールでの成功が俺にもたらしてくれたものに、ずっと感謝し続ける。その中で手助けしてくれたコーチやドクター、トレーナー、スタッフに感謝を」

「ルーニーファミリーとトムリンコーチ(HC)、クーグラーコーチ(OC)、ケビン・コルバート(GM)に、2011年に俺をドラフトし、夢を叶えてNFLで最高のファンに応援されながら8年もピッツバーグ・スティーラーズでプレーするチャンスをくれたことに、特別に感謝したい」

「アリゾナ・カーディナルスでの時間は短かったけれど、グランドキャニオンステートでの時間は大好きだった。キングスベリーコーチ(HC)やアリゾナ・カーディナルスの今季の成功を祈っている」

「最後に、俺の最高の家族と素晴らしい妻に、いつも俺のキャリアを支え、今の自分になるのを助けてくれたことに深く感謝したい。フットボールの後の、俺の人生の新しいチャプターを楽しみにしている」

2011年にスティーラーズからドラフト2巡目で指名されたギルバートは、ウィリー・
コロンが故障者リザーブになったのを受けてルーキーシーズンに14試合(うち先発は13試合)に出場した。スティーラーズで過ごした8シーズンの中で、ギルバートは屈強なライトタックルへと成長。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、ギルバートはピッツバーグ時代に5,924回のスナップでプレーした。

2019年にスティーラーズはギルバートをアリゾナ・カーディナルスへトレード。ギルバートはカーディナルスではプレーすることなく終わっている。

2019年シーズン開幕前にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂を喫したギルバートは、そのままシーズン終了となった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに影響を受けた2020年シーズンは、家族にハイリスクなメンバーがいるハイリスクな選手としてオプトアプトしていた。

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