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パッカーズQBロジャースには「平均的選手以上の敬意を払うべき」とアレックス・スミス

2021年06月26日(土) 03:33

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Mike Roemer】

アレックス・スミスとアーロン・ロジャースは永遠に2005年のNFLドラフトで1巡目指名を受けた同士として結びつけられる。

16年にわたり、3つのフランチャイズでプレーした後に引退したばかりのスミスは、『USA TODAY Sports(USAトゥディ・スポーツ)』でジョーリ・エプスタインのインタビューに応え、グリーンベイ・パッカーズといさかいになっているドラフト仲間を擁護した。

「明らかに、理想的な状況ではないし、こんなことになるべきじゃなかった」とスミスは語った。「彼は相応のコミュニケーションを取るべき相手だし、平均的な選手以上の敬意を払ってしかるべき相手だと思うよ。コミュニケーションを取るだけのことがそれほど大きな要求だとは思わない」

「この数年、そうでなかったことは明らかだ」

面倒な状況に置かれることについては、スミスも経験がないわけではない。サンフランシスコ49ersもカンザスシティ・チーフスも、彼がまだロースターにいるうちに彼の代わりをドラフトで指名している。だが、ロジャースとスミスの状況は大きく違う。なぜならロジャースは昨シーズンのMVPなのだ。

10年以上にわたるロジャースの素晴らしいプレーに、チーム側はもっと誠意を示すべきだとスミスは考えている。

「組織に16年間をささげた人物だよ。多くの変化も経験しただろう。もしかしたらクオーターバック(QB)として最高のシーズンを記録したところかもしれないし、今もすごくハイレベルでプレーしている」とスミスは述べた。「1年前の評判はこうだった。“アーロンはもう終わったか? 下降線か?”ってそんなのばかりだった。でも彼はそんな中をプレーで切り抜けて見せた。彼らはここ数年、スーパーボウルの入り口まで到達している。だから、ずいぶん冷たいなと思うよ」

「人々にどんな扱いを受けたか、彼はそれを表明した。それはどんなビジネスでも大事なことだと思う。フットボールだけじゃなく、ビジネス、特にチームスポーツでは人の扱い方というのは重要だ。本当に、そこは理想的じゃなかったと思う。彼らがうまく解決してくれるといいけどね」

ロジャースはいくつかの反抗的態度を除いて主に沈黙を貫いており、どうすれば彼とパッカーズとの対立が解消されるのかはいまひとつはっきりしない。7月末にトレーニングキャンプが始まるまでは、判明しない可能性もある。

【M】