カーディナルスOLBチャンドラー・ジョーンズがリザーブ/COVID-19リストに
2021年10月13日(水) 08:42
アリゾナ・カーディナルスがアウトサイドラインバッカー(OLB)チャンドラー・ジョーンズをリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置いたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地12日(火)に伝えた。日曜日に実施されるクリーブランド・ブラウンズ戦の出場については、少なくとも暫定的に不確かな状態となっている。
リーグのルールによれば、ワクチン接種済みの場合、24時間以上の間隔を空けた2回のPCR検査で陰性が出て、48時間にわたって無症状であればチームに復帰できる。
フィラデルフィア・イーグルスのタイトエンド(TE)ダラス・ゴーダートも火曜日にリザーブ/COVID-19リストに加えられた。イーグルスの次戦は木曜日に行われるタンパベイ・バッカニアーズ戦であるため、プレーするためのスケジュールはよりタイトになっている。
日曜日にジョーンズが不在となれば、ブラウンズのモバイルクオーターバック(QB)であるベイカー・メイフィールドを前に、カーディナルスのパスラッシュは大打撃を受けるだろう。今季に2回以上のサックを記録しているカーディナルスの選手はジョーンズのみだ。ジョーンズのサック5回はすべてテネシー・タイタンズとのシーズン予選で記録されている。それ以降のジョーンズはシーズン第3週にジャクソンビルでファンブルリカバリーを決めるシーンがありながらも、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区首位であるカーディナルスのプレーメーカーとしての存在感ははるかに低下していた。
ジョーンズは10年のキャリアでサック102回、プロボウル選出3回という数字を残してきた。31歳のジョーンズはカーディナルスとの契約最終年にプレーしながら、新たな契約を求めている。
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