ベンガルズLBバーフィクトがラフプレーで700万円以上の罰金
2016年10月20日(木) 15:40
シンシナティ・ベンガルズのラインバッカー(LB)ボンタゼ・バーフィクトによるフィールド上での行為がまた、自身の財布に大ダメージを与えた。
ベンガルズが黒星を喫した現地16日(日)のニューイングランド・ペイトリオッツ戦でランニングバック(RB)のレギャレット・ブラントに不必要なラフプレーをしたバーフィクトは19日、NFLによって7万5,000ドル(約777万円)の罰金を科された。バーフィクトはこの罰金に対して控訴していると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
ラポポートは同試合でバーフィクトが行ったペイトリオッツのタイトエンド(TE)マーテラス・ベネットに対する危なげなヒットについては制裁や罰金は科されなかったと報じた。
ベンガルズのヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスは『ESPN』を通して記者に「バーフィクトが間違ったプレーをしたとは思っていない。個人的な意見としては、われわれは間違いを犯してはいないと思っている。運が悪かった。そうするように指導し、教えてきた。これからもそうだろう」とコメント。
HCルイスはまた、数多くのプレーヤーがいた中でバーフィクトがブラントを踏みつけたり、蹴ったりする場面はなかったとし、「どこだろうと、何だろうと相手をケガさせようとする奴は最低だ。バーフィクトは飛び込んでチームメイトを助けようとしただけだ」と主張した。
今回の処分を決定するにあたり、バーフィクトのこれまでの経歴も重要な要素となったはずだ。26歳のLBである彼はプレー中の安全に関するルールにたびたび違反し、今年の開幕3試合も出場停止処分を受けていた。バーフィクトは2015年シーズンだけでも同様の理由で4度罰金を科せられている。