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「ジーノにとっては試練だった」とジェッツWRマーシャル
2016年10月20日(木) 15:28
ニューヨーク・ジェッツが本来の姿を取り戻す。
ジェッツは先発クオーターバック(QB)をジーノ・スミスに任せ、ライアン・フィッツパトリックはバックアップQBとする。元チームメイトで現在はバッファロー・ビルズのディフェンシブエンド(DE)のイク・エネンパリとの(金銭的なトラブルの)口論の末に、スミスが顎(あご)を殴られて粉砕する前まで、ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズはスミスを先発させる予定だった。先発のポジションを取り戻すまで14カ月も要したスミスが、1勝5敗と先の暗いチームでどれほど活躍できるのだろうか。
だが、今のところはスミスがジェッツの先発QBとして君臨する。チームメイトたちもスミスの先発復帰を歓迎するだろう。エネンパリがスミスをノックアウトする前、実際にスミスと同じ家に住んでいたこともあり、スミスは才能のあるスター選手だと称えたWRブランドン・マーシャルは、スミスが出来事を経てどのように成長したかを記者に問われ、次のように答えている。
「スミスが成長してくれて嬉しく思う。スミスは試練という名のパンチを顔面に食らったんだ」とコメント。
マーシャルの言葉はかなり的確だと思われる。
これが、2016年のニューヨーク・ジェッツの姿だ。