肩を負傷していたスティーラーズWRスミス・シュスターにIRからの復帰指定
2022年01月14日(金) 09:55
ピッツバーグ・スティーラーズはポストシーズンに向けてレシーバー陣を補強できそうだ。
スティーラーズはワイドレシーバー(WR)ジュジュ・スミス・シュスターに故障者リザーブ(IR)からの復帰を指定し、現地13日(木)の練習に復帰させたと発表。肩の手術を受けたスミス・シュスターがIR入りしてからおよそ3カ月を経て今回の動きとなった。
スティーラーズは日曜日に控えるワイルドカードラウンドのカンザスシティ・チーフス戦を前に、WRジェームズ・ワシントンもリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストからアクティブ登録したと発表している。
今回の驚くべきロースター決定はスミス・シュスターがプレーオフでIRから復帰できる可能性があることを意味し、逆転劇が起こらない限り、次戦がNFL最後の試合になるかもしれないクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーにとっては、ちょうどいいタイミングでパスキャッチャーが補強されることになる。スミス・シュスターは今シーズン、負傷する前に5試合に出場してターゲット28回でキャッチ15回、129ヤードを記録していた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のテイラー・ビシオッティは練習復帰後の体調次第でスミス・シュスターが試合に出られるチャンスがあると報道。『ESPN.com』によれば、マイク・トムリンHC(ヘッドコーチ)はスミス・シュスターが木曜日の試合に復帰することを「スタート」だと位置付けているという。
2018年と2020年にチームをリードしていたスミス・シュスターは今季、サイドラインで待機しながらWRディオンテ・ジョンソンやランニングバック(RB)ナージー・ハリス、タイトエンド(TE)パット・フリーアムスらがチームをけん引する姿を見てきた。
昨季に1年契約でチームに復帰した後、2022年シーズンにフリーエージェント(FA)になるスミス・シュスターがスティーラーズでもう1試合出場するには、土曜午後までにアクティブ登録される必要がある。
【RA】