2020年ドラフトで複数の1巡目指名権を手放してQBバロウを獲得しようとしていたドルフィンズ
2022年01月31日(月) 14:27
シンシナティ・ベンガルズが2020年ドラフト全体1位の指名を行ったとき、その人選に迷いはなかった。いくつかの意見があったにもかかわらず、彼らは決してトレードを考えず、それが行動に表れていた。
交渉の直接的な情報を持つ関係者によると、マイアミ・ドルフィンズはベンガルズに連絡をとり、ルイジアナ州立大学(LSU)のクオーターバック(QB)ジョー・バロウを選択する権利をトレードしてもらおうとしていたという。電話を取ったベンガルズ幹部の一人はすぐに電話を切り、話は早々に終わった。
まったく興味がない、と。
その選択は現地30日(日)に開催されたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでカンザスシティ・チーフスと対戦することになった大きな決め手にもなっている。
その対価はいくらだったのだろうか。情報筋によれば、ドルフィンズは2020年に持っていた3つの1巡目指名権――QBトゥア・タゴヴァイロアを獲得した全体5位指名権を含む――をすべてと、もしかするとそれ以外もトレードするつもりだったという。何が必要かというコンセンサスが取れていたのではなく、ドルフィンズはただ挑戦してみたかったのだ。ベンガルズはそれが問題ではないと確認している。
関係者によると、ドルフィンズのオーナーであるスティーブン・ロスは、このトレードを最も強く推し進めようと声を上げていた一人だったようだ。結局、ベンガルズがそれを考慮することはなかった。ベンガルズはバロウを選択し、これからもチームの歴史の一員にしていくだろう。
今から思えば、それはドルフィンズにとって価値あるトレードだったはずだ。しかし、現状では、タゴヴァイロアを先発とする信念が重要視されており、次期ヘッドコーチ(HC)が彼をフランチャイズQBにしてくれることを期待している。
バロウの優れた腕前、特にプレッシャーに負けない冷静な判断力のおかげで、ベンガルズはスーパーボウル出場を決めた。ザック・テイラーHCはバロウを特別な存在だと語っている。
テイラーHCは先週末に「彼がいかに稀有な存在であるか、言葉にすることはできない」と強調した。
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