チャージャーズRBウッドヘッドがACL損傷で離脱
2016年09月21日(水) 07:51
サンディエゴ・チャージャーズがまたオフェンスの武器を失った。
カンザスシティ・チーフスと対戦した開幕週にワイドレシーバー(WR)キーナン・アレンを膝前十字靭帯(じんたい)損傷で失ったチャージャーズが、ジャクソンビル・ジャガーズ戦に挑んだ第2週にも、ランニングバック(RB)ダニー・ウッドヘッドが同じケガを負ったのだ。これにより、チャージャーズはウッドヘッドを故障者リザーブリストに登録したと発表。31歳のウッドヘッドは過去3年を通してチームのオフェンスに加わった素晴らしいプレーヤーだが、2013年にも第3週を迎える前に戦線離脱したことがある。また、2014年シーズン序盤には腓骨を骨折している。
チャージャーズにとって唯一の慰めは2015年ドラフト1巡目に選出されたRBメルビン・ゴードンがようやく本調子を取り戻しつつあることだろう。ゴードンは今季ここまでの2戦で159ヤード、3タッチダウンをマークしており、ウッドヘッドは116ヤードを走ってレシーブは35ヤードだ。
ウッドヘッドのようなプレーヤーを見いだすのは容易ではない。特に複雑なパスプロテクション体制を遂行し、強固なパスキャッチャーとしてバックフィールドを操れるとなれば難しい。昨年、ウッドヘッドはレシーブ80回、755ヤード、6タッチダウンを記録した。
チームのデプスチャートにはRBのケネス・ファロウとアンドレ・ウィリアムズの名前が並んでいる。ただ、どちらもレシービングバックとしての経験がほとんどない。チャージャーズはウッドヘッドを故障者リストに登録した後、現地19日(月)にWRグリフ・ウェイレンと契約をかわした。