バッカニアーズが元バイキングス、ジャイアンツTEのカイル・ルドルフと1年契約へ
2022年07月21日(木) 12:44タンパベイに新たなタイトエンド(TE)がやってくる。
タンパベイ・バッカニアーズがミネソタ・バイキングスやニューヨーク・ジャイアンツに在籍していたTEカイル・ルドルフと1年契約を結ぶと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地20日(水)夜に報じた。
1カ月ほど前には元バッカニアーズTEのロブ・グロンコウスキーが引退を発表していた。その引退がどれほど続くのかについては議論があるものの、未来の殿堂メンバーであるグロンコウスキーが心変わりするまで、少なくともルドルフがつなぎ役を務めることができる。バッカニアーズにとっては印象的なキャリアをたどってきたベテランタイトエンドをチームに迎えるチャンスであり、ルドルフにとってはキャリアを立て直すためのチャンスでもある。
32歳のルドルフは2011年から2020年までの10年で、プロボウルに2度選ばれている。2021年はジャイアンツでプレーしたものの、オフシーズンになってコストカットのためにリリースされていた。
バイキングス時代にキャッチ479回、タッチダウン49回、4,745ヤードをマークしたルドルフ。ビッグブルーでは16試合に出場して先発は13回だったが、キャッチ26回、257ヤード、タッチダウン1回にとどまっている。
ルドルフは今、自分と同じ体格のグロンコウスキーの力を11シーズンにわたってフルに引き出してきたクオーターバック(QB)トム・ブレイディと連携する機会を手にした。バッカニアーズのTEルームには今、ルドルフ、キャメロン・ブレイト、コディー・マッケルロイ、そして4巡目指名のケイド・オットンをはじめとするルーキーたちがいる。
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