ニュース

【2016年第3週】ファルコンズが敵地で白星を挙げて2連勝

2016年09月27日(火) 13:05


ガッツポーズをするアトランタ・ファルコンズのQBマット・ライアン【Aaron M. Sprecher via AP】

現地26日(日)、ニューオーリンズ・セインツが本拠地のスーパードームにディビジョンライバルのアトランタ・ファルコンズを迎え入れ、第3週のマンデーナイトフットボールが行われた。試合はファルコンズが攻守でセインツを上回り、45対32で勝利している。セインツはこれで開幕3連敗となった。

セインツはオープニングドライブからエースクォーターバック(QB)ドリュー・ブリーズが得意のパスで容易に敵陣へ攻め込み、最後はタイトエンド(TE)コビー・フリーナーに2ヤードパスを通して先制。ファルコンズもその後、パントリターンの際にセインツのコーナーバック(CB)ディバント・ハリスからファンブルを誘い、敵陣でリカバーしている。直後のドライブでランニングバック(RB)のテビン・コールマンが2ヤードランでタッチダウンを決め、スコアを同点にした。

第2クオーター開始直後にはライアンからRBデボンタ・フリーマンへの13ヤードパスが通り、ファルコンズがリードを奪う。セインツも引き下がることなく、ブリーズがワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスに2ヤードパスを決めて再び同点に。しかし、勢いづいたファルコンズ攻撃陣は、コールマン、フリーマン、そしてライアンの3人が要となり、セインツに同点とされた後に2度タッチダウンを奪って点差を広げた。セインツは前半終了前にフィールドゴールで3点を返し、スコアを28対17として前半を終えている。ファルコンズのエースWRフリオ・ジョーンズは、前半で0キャッチだった。

第3クオーターに入ってもコールマンがこの日3度目のタッチダウンを決めるなど、ファルコンズが好調ぶりを示す。対するセインツもRBジョン・クーンの3ヤードランでタッチダウンし、直後の2ポイントコンバージョンも成功させて点差を縮めた。

第4クオーターには敵陣10ヤード付近まで攻め込んだセインツだったが、ブリーズのパスをアウトサイドラインバッカー(OLB)ディオン・ジョーンズにインターセプトされ、ジョーンズにそのまま90ヤードリターンタッチダウンを決められてしまう。最終的にこれが決定点になり、ファルコンズが先週に続き白星を挙げて今季2勝目を決めた。

ファルコンズはRBフリーマンが14キャリー、152ヤードを走り、レシーブ5回、55ヤードを捕る大活躍で勝利に貢献。もう1人のRBコールマンもキャリー12回、42ヤード、3タッチダウンをマークしている。QBライアンはパス30回中20回成功、240ヤード、2タッチダウンを記録し、申し分ない成果を残した。

一方のセインツは、QBブリーズがパス54回中36回成功、376ヤード、3タッチダウン、1インターセプトという結果で試合を終えている。今シーズンまだ勝利していないセインツにとって課題の残る試合内容となった。