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「デズはまだMRIを撮っていない」とジョーンズ

2016年09月28日(水) 19:45


カウボーイズのWRデズ・ブライアント【AP Photo/LM Otero】

ダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントは現地26日(月)にはMRIを撮って精密検査を受けるはずだった。

カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは地方ラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』の中で27日、「私の知る限りデズはまだMRIを撮っていない。後で撮るとは思う。デズは日曜日の試合で最後までやり抜いた。その意味では最悪な状況ではないということ。痛みがないというわけではないだろうから、今日中にはMRIを撮ってわれわれもデズの詳しい状況を把握したい」と明かした。ジョーンズは今週の49ers戦、ブライアントの出場を期待している。

月曜日にデズがMRIを撮らなかった理由はいくつか見当たる。一つには、デズが超人的肉体の持ち主であり、MRIなど必要としないため。二つには、高揚したデズが待ち時間にしびれを切らして月曜日の検査を避けたためだ。

ジョーンズにはブライアントの負傷に関して心配する様子は見受けられなかった。選手の負傷に関し、ジョーンズはほとんどいつでも楽観的な態度を取る。

つま先の靭帯損傷によって6週間から10週間の離脱を強いられるガード(G)のレイエル・コリンズについてジョーンズは詳しい情報を提供。

ジョーンズはコリンズに関して「現段階では手術を行う方向である。ただ、かなり痛みを伴うものになるだろうが、彼がどのくらい痛みに耐えられるか様子を見たい。われわれはコリンズがタフな男であると知っているし、痛みに関しての忍耐力を彼は十分に持っている。可能であれば、コリンズは手術を行わない」と語った。

今夏にトレード説も浮上していたGロナルド・リアリーがコリンズの代役を務めることになりそうだ。

リアリーについてジョーンズは「リアリーをカウボーイズに残しておいて良かった」とコメント。

ジョーンズによるとレフトタックル(LT)のタイロン・スミスが日曜日の試合に欠場した驚きの理由は、筋肉の問題というよりも「背中の張り」であった。スミスとハムストリングスを負傷しているコーナーバック(CB)オーランド・スキャンドリックは様子を見ながら今週を過ごすことになる。